プラネットは、釣りに関する意識調査の結果を5月10日に発表した。調査は3月25日〜29日の期間、4,000人を対象にインターネットで行われた。

  • 普段釣りをしているかどうか

普段釣りをしているか尋ねたところ、「釣りをしている」は6.0%、「しばらくやめていたが、この3年以内に再開した」が2.0%という結果に。性年代別に見ると、最も釣りをしている人の割合が高いのが「男性・20代」で「釣りをしている」(15.9%)、「しばらくやめていたが、この3年以内に再開した」(6.7%)を合わせると約2割に。

一方で、「釣りをしたことはない」と回答した人は全体では40.4%。釣り未経験者の割合を男女別に見ると、男性が23.0%だったのに対して、女性は57.9%と半数を超えていることが分かった。また、「過去に1回〜数回程度経験はあるが、普段はしない」という人は全体で41.5%だった。

  • 誰と釣りに行くか

「釣りをしている」人を対象に、誰と釣りに行くかを尋ねたところ、男性の回答で最も多かったのは「一人で」(49.2%)だった。次いで「友人(釣り仲間を含む)」(25.4%)、「パートナー・恋人」(9.8%)という順に。一方で、女性の最多回答は「パートナー・恋人」(41.3%)で、「一人で」と答えた割合は24.0%となった。

  • 釣りを始めたきっかけ、再開したきっかけ

  • 釣りを始めたきっかけ、再開したきっかけランキング

続いて「釣りをしている」人にはじめたきっかけを調査すると、男女ともに最多回答は「釣りをしたいと思ったから」で、男性は44.4%・女性は37.3%という結果に。男性の2位は「自然のなかにいるのが好きだから」(28.7%)、女性の2位は「自分で釣った魚を食べたいから」(30.7%)だった。また、他人からの影響を見てみると、男性は18.0%、女性は21.3%が「親の影響で」釣りを始めたと回答。

  • 釣りに関する親の影響

そこで、親が釣りをしていることがどのくらい影響しているのかを調査。親も本人も「釣りをしている」人の割合は19.5%、一方で親が釣りをしていなかった人の場合、「釣りをしている」と答えた人は1.4%となり、顕著に違いが表れた。

  • 現在釣りをしていない理由

続いて、釣り経験者で現在は釣りをしていない人にその理由を聞くと、最多は「釣り場まで行くのが面倒になったから」(34.6%)だった。

ただ女性だけの結果を見ると、「家庭環境が変化したから」(21.5%)、「引っ越しで釣り場まで遠くなったから」(18.5%)という項目が男性より高い傾向に。同調査では、結婚や出産といったライフイベントの影響が、釣りをやめる理由のひとつになっている可能性があると推察している。

  • 釣りをしない理由

また、釣り未経験者に釣りをしない理由を尋ねると、男性の場合は「準備をするのが面倒だから」(29.4%)、「道具にお金がかかりそうだから」(29.4%)が同率1位に。女性の場合は「(えさの)虫にさわるのが嫌だから」(36.5%)が1位となった。

  • 釣り道具以外に釣りに持っていくもの

次に、釣り道具以外に釣りに持っていくものを聞いたところ、最多は「タオル」(69.6%)、次いで、「帽子」(67.4%)、「ゴミ袋」(63.3%)、「ティッシュ」(51.7%)、「サングラス」(49.5%)という結果となった。

  • 釣り道具以外に釣りに持っていくものランキング

男女別に見てみると、男性で4位の「サングラス」が女性では圏外(11位)に。一方で、「日焼け止め」は女性の61.3%が持っていくのに対し、男性は27.9%と30ポイント以上の差が出る結果となった。