エルゴジャパンは5月10日、喫煙者の飲食店に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は4月9日~10日、調査対象は20代以上の喫煙者、有効回答は605人。

  • 飲食店を選ぶ際に、重視するポイントは何ですか?

飲食店を選ぶ際に重視するポイントを聞くと、「食事の味」が77.4%と最も多く、次いで「価格」が68.8%との順に。一方、「喫煙ができること」を挙げた人は33.4%を占め、同調査では「喫煙者にとって喫煙できる場所がお店選びの際に重要な要素であることがわかる」と推測している。

飲食店を選ぶ際の喫煙環境については、「喫煙室がある飲食店」が35.2%、「店の外に喫煙ができる場所がある飲食店」が12.4%と、分煙対策を行っている店を選ぶ人が47.6%に上り、「禁煙の飲食店」は10.2%にとどまった。

  • 飲食店を選ぶ場合、どの喫煙環境のお店を選びますか?

次に、グループで店を選ぶ際の意識を知るために、非喫煙者と一緒に喫煙ができる飲食店に行った場合に配慮することを尋ねたところ、1位「なるべく吸わないようにする」(39.5%)、2位「非喫煙者になるべく煙がかからないようにする」(34.5%)、3位「喫煙に行く回数を減らす」(24.0%)、4位「タバコのニオイを席に持ち帰らないように注意する」(14.5%)と続き、非喫煙者への配慮をする人の合計は71.9%に上った。

  • 喫煙ができる飲食店に非喫煙者と一緒に行った場合、タバコを吸う時に配慮することは何ですか?

最後に、飲食店における望ましい分煙環境を問うと、6割近い59.2%が「店内に喫煙できるスペースがある」と回答した。

  • 飲食店における望ましい分煙環境はどのように考えますか?