マイナビウエディングは、結婚式を考えるカップルのための体験型ウエディングイベント『PREMIUM WEDDING EVENT 2023』を「コンラッド大阪」にて5月3日に開催した。
『PREMIUM WEDDING EVENT 2023』は、従来の新婦を主役としたブライダルイベントとは違い、性別を問わず2人で楽しむことができるイベントとして企画をされた。当日は「結婚式を五感で楽しむ」プレミアムな体験型コンテンツが多数ラインナップ。ショーの様子を紹介した前編に続き、後編では体験型コンテンツなどを紹介する。
■「PREMIUM WEDDING EVENT 2023」とは?
昨今の結婚式では、「よりおしゃれに」「アイテムまでしっかりこだわりたい」というカップルの需要が増加している(※2023年1月「マイナビウエディング」調べ)。その背景には、コロナ禍の影響もあり少人数での挙式を検討するカップルが増え、家族や仲の良い友人と「こだわりのもの」に囲まれた特別な空間で結婚式を挙げたいとの希望があるという。
マイナビウエディングではそんなカップルの希望に応えるため、最新のウエディングアイテムの展示や新たな披露宴コーディネートの提案など、本イベントでしか見られない特別なコンテンツを集めた。
「"四季"が織りなすプレミアムな非日常空間」がコンセプトの同イベントは、「アトリウムラウンジ」をはじめ、各バンケットを春夏秋冬それぞれの世界観に彩り、その季節ごとにブライダルシーンを表現した。
春をイメージした「アトリウムラウンジ」の空間装飾を手掛けたのは、フラワーアレンジメントのプロフェッショナル「竹中庭園緑化 Kazen」。季節の花々で彩るだけでなく特製のフォトブースを設置し、そこにドレスなども加わることで華やかな空間を生み出した。
「アトリウムラウンジ」の一角には、「モエ・エ・シャンドン」によるシャンパンテイスティングカウンターも設けられ、華やかな一杯でカップルを出迎えた。
■視覚・嗅覚も楽しめる「Jo Malone London」コラボの披露宴会場
夏をテーマにしたバンケット会場では、ロンドン発のフレグランスブランド「Jo Malone London」と、先述した「竹中庭園緑化 Kazen」がコラボレーション。ゴールド・グリーンをテーマにした装花で装飾するだけでなく、キャンドルなどを効果的に配置し、豪華に会場を彩った。そのほか、クリアバルーンも配され、まるで天空の披露宴会場のような幻想的な雰囲気でゲストを魅了。
ポイントは、ウエディングを香りでスタイリングする"センテッド・ウエディング"のパイオニア「Jo Malone London」のキャンドルだ。ゆらめく光とともに、ライムバジル&マンダリンのキャンドルの香りと、生花のフレッシュでフローラルな香りが混ざり合い、訪れる人々を芳しい香りと温かい光で包みこんだ。
さらに会場では、スモークを焚(た)いたり、カーテンを開け放ったりすることで異なる印象を演出。乾杯後やお色直しといったタイミングにあわせて、会場の雰囲気を変化させ、ドラマティックで心に残る披露宴の演出を提案していた。
■有名ブランドのドレスやシューズ、タキシードが勢ぞろい
冬をテーマにした会場には、インポートブランドの最新ドレスに加え、ウエディングシューズやジュエリーなどの小物を展示。
注目は先ほども紹介した「竹中庭園緑化 Kazen」と花嫁の憧れともいえるシューズブランド「Jimmy Choo」がコラボレーションした高砂エリアだ。
高砂の両サイドに「Jimmy Choo」の煌びやかなウエディングシューズやクラッチバッグらが並び、それと調和するかのように生けられた花々が祝祭感を際立たせる。
高砂の下手側にはイタリア製ラグジュアリーシューズブランド「Sergio Rossi」という、これまた憧れシューズブランドのカラーシューズがラインナップ。
会場中央には3ブランドより計12着が展示され、入り口すぐの場所には「TAKAMI BRIDAL」が取り扱うドレス5着が並んだ。純白のクラシカルなドレスをはじめ、カラードレスや和装と多彩な衣装が輝きを放つ。
エターナルエレガンスをコンセプトとする「JUNO」からは、大人の気品漂う3着のドレスがお目見え。
世界各国のトップデザイナーによる最新コレクションをはじめ、ラグジュアリードレスを取りそろえる「Galleria Collection」からは、高貴な雰囲気のドレスや、お姫様のようなピンクのチュールドレスなど4着が登場。人生の晴れ舞台にふさわしい花嫁衣装の数々に、来場者も心を奪われていた。
さらに今回は、男女ともに楽しめるよう、女性用のウエディングドレスに加え、イギリスのラグジュアリー紳士服ブランド「dunhill」のタキシードやシューズ、カフスなどの小物も展示された。
クラシカルなタキシードだけでなく、ジャケットがハーフラップになったものなど、小技の効いたファッショナブルなアイテムも提案されていたのが印象的だった。
■豪華な体験コンテンツ
イベント当日は、事前抽選に当選したカップルたちが、多彩なコンテンツを体験。その一つが「maRthgraphy」代表フォトグラファー高橋エイジ氏による20組限定のカップル撮影体験だ。「コンラッド大阪」の会場内で、それぞれ15分間カップルフォトの撮影が行われた。
また、39階の会場では「メンズネイルケアサロン大阪GRAND」によるメンズネイルケア体験、「Lapidem tokyo spa」によるハンドまたはネックケア体験、「MyStyleLesson」によるカラー&骨格診断も実施。
同じく39階にあるチャペルも入り口から見学することができ、チャペル内には2着のドレスが展示されていた。そのほか、会場には「コンラッド大阪」式場相談ブースも設けられ、来場者たちは実際に見聞きすることで挙式や披露宴の様子をイメージすることがかなった。
さらに会場には「ダイナースクラブ」と「ポルシェ」の相談ブースも用意され、ホテル1階には実際にポルシェの車両も数台展示。
クリエイターズブースには、高橋エイジ氏が代表を務める「maRthgraphy」のアルバム、オープニングムービーや結婚式当日のエンドロール映像を制作する「Five GROUP」の作品も上映されていた。
セミフォーマルな装いで訪れた来場者たちは、五感で楽しむプレミアムな結婚式体験に心躍らせていた。