アドビは4月25日、「子どもが学校で受け取るプリント類のデジタル化に関する実態調査」の結果を発表した。調査は3月16日~22日、保育園児・幼稚園児の保護者250名、および小学生の保護者250名(男女各125名)を対象にインターネットで行われた。

  • デジタル化は進んだか?

    デジタル化は進んだか?

文部科学省は2020年10月、学校が保護者などに求める押印の見直しや、学校・保護者間の連絡手段のデジタル化を推進するよう通知。その後、学校・保護者間の連絡手段のデジタル化が進んだと思うかを聞いたところ、55.6%「進んだと思う(とても+どちらかというと)」と回答。また、「デジタル化をさらに進めるべきか」という問いに、7割超(74.6%)が「進めるべき」だと考えていることが明らかに。

  • デジタル化が進んだ・進めてほしい項目

    デジタル化が進んだ・進めてほしい項目

学校とのやり取りでデジタル化が進んだと思う項目を教えてもらったところ、「欠席や遅刻の届け出」(40.0%)、「お知らせやおたより」(39.0%)、「給食の献立表」(33.2%)が上位に。

この3項目については、さらにデジタル化して欲しい項目でも上位となったが、デジタル化が進んだと思う項目とのギャップが最も大きかった項目は「保護者の署名やハンコなど承認が必要な届け出」(32.8%)で、21.8ポイントもの開きが。今後のデジタル化への期待との差が最も大きい結果となった。

  • プリントの管理方法

    プリントの管理方法

次に、子どもが学校から受け取った紙資料をスキャンするなど、デジタル管理をしているか聞いたところ、34.5%が「現在行っている」と回答。これは、2019年調査と比較して12.5ポイント高い。デジタル化に使用しているツールは「スマホカメラアプリ」(37.8%)や「Adobe Scan」(30.8%)が上位に。

また、プリントをどのようにパートナー間で共有しているかを聞いたところ、「紙で家の中などに貼って共有している」(54.6%)や「口頭で伝えて共有している」(41.6%)といったアナログコミュニケーションが根強いものの、一方で、約3人に1人が「クラウドツールなどを活用してデジタルで共有している」(29.4%)とデジタル化して共有していることが明らかに。

さらに、「パートナー間で共有できずに困った経験がある」人は56.1%、「外出先で情報を確認できずに困った経験がある」人は64.8%にのぼった。