テレビ朝日では、ドキュメンタリー特番『NBA渡邊雄太 独占密着1735日 8月W杯へと続く”親子の不屈”』をきょう22日(24:00~※関東ローカル)に放送する。

  • 渡邊雄太=テレビ朝日提供

前代未聞のNBA挑戦を果たした日本人2人目のNBAプレーヤー・渡邊雄太(ブルックリン・ネッツ)に1735日密着し、独占取材した様子を貴重映像と共に届ける。日本人最長となるNBA5年目の今シーズン、自己最高の活躍を見せ、一時3Pシュート成功率でNBA1位に躍り出た渡邊。現在の不屈の精神に通ずる背景には、実業団チームで活躍した、元トップ選手の父・英幸さんとの二人三脚の練習にあった。渡邊が「親がすごい」「普通じゃなかった」と語る、英幸さんが考え出した練習方法とは。そして、日本の高校からアメリカの大学へ異例の挑戦を決めた渡邊に対して、親子の“覚悟”がわかるエピソードも語られる。さらに、NBA契約直後のインタビューや、試合直後の食事中の父と息子のリアルな会話、ずっと見守ってきた母親への込み上げる思い、現在のニューヨークの自宅の様子も。

また、渡邊がとてつもない屈辱と悔しさを感じたのが2019年の北京で行われたバスケワールドカップ。日本が21年ぶりに自力での出場を決めただけでなく、当時NBA入り直前だった八村塁(現ロサンゼルス・レイカーズ)と共に出場し、最強ニッポンと期待されていたものの結果は全敗。渡邊は、「あの悔しさは今でも忘れていない。強くなった姿を沖縄で見せたい」と当時を振り返る。あれから4年、32チームが世界一を争う「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」が今年の8月に開催される。今大会は初の3カ国共催で、日本(沖縄)、フィリピン(マニラ)、インドネシア(ジャカルタ)でグループステージが開催され、日本は開催国として沖縄でのグループステージに参戦が決定している。代表入りが期待される八村らとともに世界中のトップ選手と戦い、フィリピン(マニラ)での決勝トーナメント進出を目指すこの戦い。ワールドカップでの成績は「2024年のパリ五輪出場権」「パリ五輪最終予選出場権」がかかっているため、日本男子バスケの未来を決める重要な大会となる。ワールドカップに向けた渡邊の想いに注目だ。