日本トレンドリサーチとナチュラルハウスは4月19日、「マスク着用に関するアンケート」調査の結果を発表した。調査は3月28日~4月5日、全国の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。
マスク着用が「個人の判断」になった3月13日以前の、外出時のマスク着用状況について聞いたところ、「必ず着用していた」が76.3%、「だいたい着用していた」が18.6%と、95%近くが「必ず」もしくは「だいたい」着用していたと回答。
一方、個人判断に変更された3月13日以降も、「必ず着用している」(60.4%)あるいは「だいたい着用している」(30%)という人は9割を超え、依然として高い着用率に。引き続き着用している理由を聞くと、「周りがまだマスクをしているから」といった意見が多かったほか、「マスクで顔を隠したい」「苦痛ではないから」と、コロナとは関係なくマスク着用を肯定している人も目立った。
続いて、マスクの着用が個人の判断に変更されて、良かったと思うか尋ねたところ、71.6%が「良かったと思う」と回答。理由を聞くと、「選択肢が増えるから」「開放的になって過ごしやすい為」「マスクで必ずしもコロナを防げるわけではないから」「これから暑くなるため、同調圧力で半ば義務付けることは翻意ではない」といった意見が。
一方、「良かったと思わない」と回答した人からは、「まだコロナが終息したわけではないから」「周りがマスクをつけているので外しにくい」といった意見が目立った。
次に、「5類移行」になった場合のマスク着用について聞いたところ、66.2%が「引き続きマスクを着用すると思う」と回答。理由を聞くと「コロナが終息するまで安心できない」といった意見が目立つ結果に。
一方、「着用しなくなると思う」と答えた人からは、「暑くなるから外したい」といった意見が多かったほか、「マスクが感染症対策として有効だったか怪しい」といった意見も見られた。