ライフネットみらいは4月12日、OpenAI社が提供するChatGPT(GPT-3.5)のAPIを活用したLINEチャットサービス「ベターチョイスチャットくん」の提供を開始した。
同サービスは、ライフネットみらいが運営する保険・資産形成・お金に関する情報コラム「ベターチョイスコラム」の内容と、OpenAI社が開発した自然言語技術処理モデルであるChatGPT(GPT-3.5)をAPI連携し、ユーザーからの質問への回答を作成する仕組みとなる。
ユーザーが、LINEのトーク画面でベターチョイスチャットくんに保険やお金に関する質問をすると、24時間自動でChatGPT(GPT-3.5)による自然言語処理が行われ、ベターチョイスコラムの内容をもとに作成された回答を返す。また、返答に加えてベターチョイスコラムからベターチョイスチャットくんが選んだコラム記事を紹介することで、ユーザーの生活に役立つと思われる情報を提供するという。
同社は、自社サイトの記事という限定的な情報を連携してGPT-3.5モデルが回答を作成していることから、内容については必ずしも正確性や完全性の保証はできないが、今後も新しい技術を活用することで、「より良いサービスをユーザーに提供するための挑戦的な取り組み」になると説明している。