オレンジページは3月20日、「睡眠にまつわる意識調査」の結果を発表した。調査は1月21日~27日、国内在住のオレンジページメンバーズの20歳以上の女性を対象にインターネットで行われ、1,078名の有効回答を得た。
現在の睡眠に対する満足度を聞いたところ、57.1%が「不満がある」と回答。理由を聞くと、「寝ても疲れが取れない」(57.7%)や「何度か目が覚める」(52.2%)といった声が上位にあがり、熟睡できていないと感じる人が多いよう。また、「眠りが浅い気がする」(43.1%)、「夜トイレに行きたくて目が覚める」(39.7%)といった回答も多く、深く眠った感覚が得られていない人も目立った。
次に、今話題となっている睡眠改善ドリンクについて「試したことのあるもの」を教えてもらったところ、「ヤクルト1000」(24.7%)がダントツの1位に。そのほか、「カルピス 届く強さの乳酸菌」(5.2%)、「ネルノダ」(4.4%)など、30.1%の人が睡眠改善ドリンクを試していることが明らかに。
それによって、「寝つきがよくなった気がする」「飲みつづけるとよく眠れる気がする」と効果をあげる声もある一方で、「買いたくてもなかなか買えない」といったコメントも見受けられ、睡眠改善ドリンクの人気の高さがうかがえる結果となった。
続いて、平日の睡眠時間を教えてもらったところ、「6~7 時間」(31.9%)や「5~6時間」(30.2%)が多いことが判明。一方、理想の睡眠時間を聞くと、約半数が「7~8時間」(48.2%)と回答。次点は「6時間~7時間未満」(28.4%)で、「いくらでも寝ていいなら何時間寝る?」という質問の全年代の平均は9時間となった。本音はやっぱり「もっと寝たい」という声が多く、理想と現実にはかなりの開きがあるよう。
ちなみに、休日の睡眠時間は「7~8時間」(33.2%)が最多。また、「8時間以上」寝ている人も14.8%見られ、平日に寝足りないぶん、休日に寝だめしている人が多いことが伺えた。
また、今より早く就寝したいと思っている人は59.6%。早く寝たいのにできない理由を聞くと、「スマホを見てしまうから」(40.4%)が2018年調査と比べ12.3%も増加。次いで「夜は自分ものんびりしてしまうから」(37.2%)、「家事が終わらないから」(36.2%)と続いた。