CyberOwlは3月21日、「お金を借りた金融機関と資金使途」についての調査結果を発表した。調査は3月、2021年〜2023年のコロナ禍においてお金を借りたことがある174名を対象にインターネットで行われた。
まず、お金を借りた金融機関を教えてもらったところ、「消費者金融」が最多の37.0%。次いで「銀行カードローン」(22.0%)、「クレジットカードのキャッシング」(21.0%)、「国や自治体の貸付制度」(7.0%)が上位となった。
お金を借りる際に重視した項目は、「借入スピード」が最も多く24.0%。次いで「借入・返済のしやすさ」(21.0%)が続き、コロナ禍において、インターネットだけで完結できることや非対面で借入・返済したいニーズが増えたことが伺える結果に。また、「安心感」「金利」(ともに17.0%)も上位に。
借入までに要した時間は、「当日(24時間)以内」(32%)が最も多く、次いで「30分〜1時間以内」(19%)、「1週間」(17.0%)。半数以上が当日中に借りられていることがわかった。
次に、資金の使い道について聴取したところ、2020年に日本貸金業協会が公表した「資金需要者等の借入意識や借入行動に関する調査結果報告」では、1位「趣味・娯楽費」(40%)、2位「食費」(22.2%)、3位「外食などの遊興費」(15.5%)と、娯楽が4割を占める結果に。
しかしながら、今回の調査では「家賃の支払い」と「趣味・娯楽費」がいずれも16%で同率1位に。次いで「食費」(15.0%)、「医療費」(10%)となった。