犬が主人公の恋愛ドラマ『東京犬(わん)ラブストーリー』が、フジテレビで3月22日(24:35~)・29日(24:25~)・4月5日(同)に3週連続で放送。犬好き声優としても知られる声優の杉田智和と水樹奈々や、同局の堤礼実アナウンサーらが吹き替えを務める。

  • 杉田智和(左)と水樹奈々

杉田が演じるのは、主人公の庶民犬の柴犬・武蔵。水樹は、ヒロインであるセレブ犬のチワワ・マリーを演じる。声優界では犬好きとして知られており、プライベートでも仲が良いという杉田と水樹の掛け合いシーンに注目だ。

脚本は、『ごくせん』シリーズ(日本テレビ)、『忍者に結婚は難しい』(フジテレビ)などを手がけた松田裕子氏によるオリジナルラブストーリー。往年の恋愛ドラマを彷ふつとさせる懐かしい展開や、人気の恋愛ドラマで話題となったロケ場所でのシーンもあり、ドラマファンも楽しめる作品となっている。

制作は、『コンフィデンスマンJP』シリーズを始め、数々のドラマ・映画を制作してきた制作会社FILMが担当。昨年制作した『ナンバMG5』(フジ)では、登場した柴犬・松が話題になるなど、その経験値による動物を扱った撮影には定評がある。

コメントは、以下の通り。

■杉田智和
――今作のオファーを受けて
「犬の声。そして柴犬。何か芝居の参考になるかと思い、昔飼っていた犬の事を思い出しながら演じましたが、あまりならなかったです。それでも、温かな気持ちで現場に臨めました」

――収録の感想
「名優犬たちの動きにとても助けられ、終始和やかな空気で収録しました。水樹さんをはじめ、共演者の皆さんと掛け合いで芝居が出来た事に感謝しています。犬の気持ちを完全に理解する事は難しいかもしれませんが、希望はきっとあります」

■水樹奈々
――今作のオファーを受けて
「CGではなく、本物のワンちゃんたちがドラマのメインキャストとしてお芝居をすると聞いてビックリ!新たな試みが詰まった作品にお声がけいただけたことがうれしかったですし、さらに吹き替えを担当させていただくのが、チワワ役!17年、愛犬チワワと共に過ごしていた水樹としては、とてもご縁を感じ、心を込めて演じさせていただきました」

――収録の感想
「台本を読んでホロリ、映像を見てホロリ…。笑って泣けるシナリオはもちろんですが、プロのワンちゃんたちのお芝居が素晴らしくて感動の連続!全てのキャラクターが愛おしく感じました!本物のワンちゃんに声を当てるのは初めてだったのですが、マリー役のチャッピーちゃんがさまざまな表情をしっかり表現してくださっていたのと、武蔵役の杉田くんと一緒に収録出来たことで、楽しみながら伸び伸びと演じることができました。武蔵役ののこちゃんの表現力と、杉田くんのお芝居のシンクロ率がすさまじくて、何度も笑ってキュンキュン(笑)。犬好きな皆さんにはもちろん、癒やしを求める皆さんにぜひとも見ていただきたい作品です!」

■企画・上原寿一氏(フジテレビ編成部)
「深夜なので思いきったドラマを作ろうと思った中で、自分がテレビ好きになった原点である往年のトレンディードラマのような展開が、犬が主人公なら今でもできるのではないかと思って企画しました。ワンちゃん達が自分の期待を超える名演技を披露してくれていますし、杉田さんや水樹さん、そして脚本の松田さん、制作のFILMさんを始め、まさかの超一流の方々がこんなチャレンジングな企画に乗ってくれ、かつ皆さん犬好きなのでその愛がこもった作品になっています!どうか温かい目でご覧いただければ幸いです」

  • (C)フジテレビ