ライスカレーは3月9日、オーラル美容ブランド「MiiS」が実施したマスク着用ルール緩和に伴う意識調査の結果を発表した。調査は2月21日〜28日、全国のMiiS会員203人を対象に行われたもの。
まず、マスクを外すことへの抵抗感について聞いたところ、「ある」は30.0%、「少しある」は42.9%となった。合わせて抵抗があるという人は約7割にのぼっている。
3月13日以降のマスク着用については、全体の55.7%が基本的にはマスクを着用して生活する意向を示している。完全にマスクなしの生活をするという人は、全体のわずか3.9%となった。
マスクを外すことに抵抗がある理由を尋ねると、「コロナウイルスへの感染が気になる」が71.4%で最多となった。その他、インフルエンザへの感染の不安や花粉対策、顔のコンプレックスを隠したいという回答も挙がっている。
「顔のコンプレックスを隠したい」と回答した人に、具体的にどのようなところに不安を感じるのか尋ねてみた。すると、「矯正、ホワイトニング、口臭など口腔内」が62.5%で最多となった。
年代別で見ると、20代、30代が「矯正、ホワイトニング、口臭など口腔内」、40代は「肌荒れやシミ・そばかすなど肌の悩み」、50代は「ほうれい線などのしわ」がそれぞれ最も多くなっている。
マスク生活の中で力を入れたケアと、脱マスク生活までにしておきたいケアについての質問では、どちらも「矯正、ホワイトニング、口臭など口腔内」が最も多い結果となった。
脱マスク生活の報道以降、美容ケアに対する意識や実態は変わったか聞いてみると、「美意識が増した」の回答が48.8%となり、「特に変化していない」を上回った。
また、脱マスク報道後の口もとケアについての意識は、「特に変化していない」という人が半数以上に。「以前よりも力を入れるようになった」と回答した人は、42.9%となっている。
「以前よりも力を入れるようになった」という人に、特に力を入れている口もとケアについて聞くと、「ホワイトニング(お家でのケア含む)」が68.6%で最も多かった。年代別では、どの年代においても「ホワイトニング(お家でのケア含む)」が5割以上となっている。
口もとを見てイメージダウンした事はあるかという質問では、「頻繁にある」「たまにある」と回答した人は合わせて77.3%となった。どのような点でイメージダウンしたかについては、歯並びや歯の黄ばみ、肌荒れ、マスク着用時のイメージと異なったなどの意見が寄せられた。