俳優の井川遥が、3月10日発売の美容誌『美的GRAND』春号(小学館)の表紙に登場する。
現在出演中のドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)では、草なぎ剛演じる主人公の妻役を好演。柔らかな優しさの中に芯の強さを持ったキャラクターで、SNSでは「この役は、井川さんの元々の“凛”とした空気感があってこそ!」との声も。そんな「かっこいい女性」として注目を集める井川の今に迫る撮り下ろし&インタビューを届ける。
「春号」の特集は「この春すべき『透明感』への最短アプローチ」。表紙では、井川流の「透明感」を表現。「『透明感』と聞いて思い浮かぶのは、実直に生きているひと。信念を持って目の前のことに真摯に向き合っているからこそ、その人から伝わってくるものが『透明』であるような気がして。撮影では、人、服、ヘア、メイク、空気・・・そういうものをぎゅっと吸収して感情の赴くままに今を切り取ってもらいました」と井川。光と影のコントラストが美しいカットは、感情の奥行きを想像させる表情が印象的で、時を経るごとに増す井川の「美しさ」を表現している。
俳優としてだけでなく、ファッションブランド「loin.」のディレクターとしても活躍中の井川。撮影では、コーディネートや写真選び、言葉のチョイスなど、井川の圧倒的なセンスとこだわりが細部まで詰まっている。
撮り下ろしページは、ベージュ、ホワイト、ネイビーのベーシックカラーの服に、ラグジュアリーなアクセサリーという大人の女性ならではのコーディネート。シンプルで洗練された佇まいに、井川自身が持つ気品と透明感が際立つ。
インタビューを担当したのは、以前から井川と一緒に仕事をする機会が多いというエディター。「井川さんは初めてご一緒したときから圧倒的な透明感をまとっていて。それはむしろ年々増しているように感じます」と語っている。
「俳優としての役割はある意味“受け身”、服作りは“自己発信”。両極を自分の中で循環させることでエネルギーが生まれる」と井川。本誌では撮影前にすること、食事に関するポリシーなどから、多方面で活躍中の仕事に関することまで語っている。