会社員の85%、副業を始める「意向あり」 - その理由は?

ライボは3月6日、「2023年副業・兼業の実態調査」の結果を発表した。調査は2月15日〜21日、20人〜1000人以上規模の会社に所属し、1年以内〜10年以上勤務している社会人336人を対象に行われたもの。

現在副業・兼業をしていますか

まず、現在副業をしているか聞いたところ、22.6%が「している」と回答した。「していない」は77.4%。年代別で見ると、「している」の回答が最も多かったのは40代の31.7%で、次いで50代の22.4%、30代の20.7%と続いた。20代は14.4%。

今後副業をしたいと思っているか尋ねると、55.1%が「したいと思う」、30.4%が「どちらかといえばしたいと思う」を回答。合わせて85.5%が「したいと思う派」である事が分かった。「したいと思わない派」の回答は14.5%。

今後、副業・兼業をしたいと思いますか

年代別で見ると、「したいと思う派」は40代が最多で87.5%となっており、以下30代が86.2%、50代が83.6%、20代が83.4%となっている。

現在副業をしていると回答した76人に、2018年〜2022年で副業をしていた年を尋ねてみた。すると、2018年が35.5%、2019年が46.1%、2020年が50.0%、2021年が63.2%、2022年が72.4%で、毎年増加している傾向が見られた。2018年と比較した2022年の実施率は約2倍の結果に。

副業・兼業をしている期間/今年、副業・兼業を始めたいと思いますか

また、今年(2023年)の内に副業を始めようと思っているか聞いてみると、35.4%が「始めようと思う」、30.4%が「どちらかといえば始めようと思う」と回答。合わせて65.8%が「始めよう思う派」となった。「始めようと思わない派」は34.2%で、内訳は「始めようと思わない」が20.5%、「どちらかといえば始めようと思わない」が13.7%となっている。

現在副業をしていない260人に理由を尋ねると、「会社から禁止されている」が33.8%で最多に。次いで「本業が忙しくて時間がない」が30.8%、「同時進行する自信がない」が28.8%で続いた。