リンベルは2月20日、「ビジネスギフトに関する調査」の結果を発表した。調査は、2022年8月25日~9月8日、中小企業でギフト導入に関与する20代~60代のビジネスパーソン500名を対象にインターネットで行われた。

  • もらって嬉しいビジネスギフト

    もらって嬉しいビジネスギフト

リンベルでは、ビジネスシーンの中で、取引先に贈るお中元やお歳暮、手土産といったものや、日ごろ頑張っている社員へのギフト(永年勤続や退職記念品、社員の慰労品など)、また販促等で活用するノベルティや景品等のことを「ビジネスギフト」と定義している。

「もらって嬉しかったビジネスギフト」を聞いたところ、「カタログギフト」(45.4%)、「洋菓子・和菓子・果物」(33.8%)、「商品券」(31.8%)が上位に。しかし、Z世代に関しては、「商品券」(15.8%)よりも食事やスパ・エステなどの「体験ギフト」(73.7%)を望む人が非常に多かったほか、「カタログギフト」(42.1%)も人気で、自分の家族や友人、恋人と一緒に過ごす時間を重視するZ世代の傾向が見てとれた。

  • ビジネスギフト購入商品

    ビジネスギフト購入商品

次に、職場でどのような商品をビジネスギフトとして購入されているかを教えてもらったところ、「洋菓子・和菓子」(38.3%)、「飲料・お酒」(37.8%)、「カタログギフト」(30.5%)が上位に。Z世代では「カタログギフト」(38.7%)が最も多かったのに加え、「体験チケット(食事券・宿泊)」(14.7%)も上位に入った。

また、ビジネスギフトを選ぶ上で重視するポイントを聞くと、「希望納期に間に合うこと」(22.4%)や「インターネットで購入できること」(20.2%)といった利便性を重視する声があがる一方で、「運営会社の信頼性」(20.7%)が上位に。大事な人に贈るギフトなだけに、信頼のある会社から購入したいという意図がうかがえた。

最後に、ビジネス向けの「カタログギフト」を知っているか聞いたところ、「確かに知っている」(38%)、「見聞きしたような気がする」(36%)と、認知度は74%だった。