俳優の高橋一生が主演を務める、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(5月26日公開)の本ビジュアル、キャラクタービジュアル、特報が21日に公開された。

  • 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

    映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

同作は荒木飛呂彦の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』の実写化作。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描く。

本ビジュアルは、実際にルーヴル敷地内で撮影された。「この世で最も黒く、邪悪な絵」に宿る謎を追いパリに降り立った岸辺露伴が、ルーヴル美術館を背景にひとり佇む様子を捉えたもので、鈍色の空の下、黒いロングコートを身にまとった露伴がどこかに視線を送っている。

一方キャラクタービジュアルには、ドラマからの続投となる露伴の担当編集者・泉京香(飯豊まりえ)のほか、青年期の露伴が出会う謎めいた黒髪の女性・奈々瀬(木村文乃)、露伴の青年期(長尾謙杜/なにわ男子)、ルーヴル美術館の調査員であり東洋美術の専門家の辰巳隆之介(安藤政信)、ルーヴル美術館の職員として、日本から来た露伴と京香を館内へ案内するエマ・野口(美波)ら、先日の追加キャスト発表時に大きな注目を集めた主要キャストが勢ぞろいしている。「絶対的な黒が映し出すもの、それは――」との印象的なコピーと、本ビジュアル同様にパリで撮り下ろされた高橋演じる露伴の表情も相まって、「この世で最も黒く、最も邪悪な絵」をめぐる本作のサスペンスフルな展開への期待が高まるものとなった。

特報映像では、露伴お馴染みの「今、心の扉は開かれるー」というセリフをきっかけに、不穏かつスリリングな展開が予想される映像が次々に登場。特殊能力“ヘブンズ・ドアー”で相手を本にして秘密を読む露伴の「この世で最も黒い色を見たことがあるか?」というセリフに重ね合わせるようにして、「最も黒く邪悪な絵」という意味深な言葉を発する奈々瀬。そんな奈々瀬を見つめ、やがて戸惑いながらも優しく抱き寄せる若き露伴と、一心不乱にキャンバスに「黒」を塗りたくる謎の画家。そして、露伴の「この世で最も黒く、邪悪な絵」に宿る謎を追い、美の殿堂・ルーヴル美術館を目指してパリを往くその姿と、謎めいた魅力が目一杯詰まった必見の内容となっている。

(C) 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社