マッチングアプリ「Omiai」を運営するネットマーケティングは2月8日、「男と女の恋愛経済学 -前編-」を発表した。同調査は2022年8月2日~9日、都市部(東京、大阪、愛知、福岡)に居住する15~59歳の男女464名を対象に、インターネットで実施した。

  • Xmasや誕生日など、特別な日のデート費

Xmasや誕生日など特別な日の自身が払うデート費用について尋ねたところ、全年代とも費用は増えていることがわかった。男性の場合は30・40代で1.5倍以上増、50代は1.4倍増となっている。

特に、20代男女は、特別な日のデート費がより高額になる傾向にあることがわかったという。普段恋人と会う際に支払う平均的なデート費と比べると、男性は1.8倍(9,980円→1万8,420円)、女性は1.81倍(8,024円→1万4,522円)と約2倍に及んでいる。この結果から、20代は誕生日やXmasなどのイベントを大事にしていることがわかった。

年収別に、普段のデートと特別な日のデート費を調べたところ、男女ともに年収が上がるにつれデートにかける金額も増額する傾向にあった。

  • 平均費用の年収区分による分布

中でも、普段のデートと特別な日にかける金額の差が大きかったのは、年収500万円以上の女性だった。いつものデートでは6,504円だが、特別な日は2万6,850円に増額するなど、いつものデートと比較して4.12倍も多く支払っている。

特別な日のプレゼント費と特別な日に期待するプレゼント費を見ると、年収500万円以上の女性は、プレゼントの期待額は3万2,650円とかなり高額で、相手に贈るプレゼントの1.5倍の対価を望んでいることがわかった。

「期待するプレゼント費」は、男性がすべてのカテゴリーで9,000円未満なのに対して、学生以上の女性は1万4,000円~3万円以上という結果になった。年収に限らず、女性(学生以外)はプレゼントへの期待値が高いことがわかった。