リクスタは2月8日、運営する「名字由来net」アプリ・Webで、「2023年ユーザーが選んだベスト・オブ・名字」を発表した。

同ランキングは、「2022年名字年間総合トレンドランキングベスト100」の上位30位の名字から、「なれるとしたらどの名字になりたいか?(憧れるか?)」をユーザー投票により決定。投票期間は1月24日~2月2日。有効投票数310票。

  • 「2023年ユーザーが選んだベスト・オブ・名字」

    「2023年ユーザーが選んだベスト・オブ・名字」

「2023年ユーザーが選んだベスト・オブ・名字」は、「藤原(ふじわら)」さんが1位に輝いた。投票数60票と、全体の投票数の約19%を占めダントツの1位に。摂関政治で権勢を誇った「藤原道長(ふじわらのみちなが)」を中心に歴史上の人物に多い名字であることから、「藤原家の末裔感はちょっと羨ましい」「高貴な血筋そう」など、名字に対する憧れが見て取れた。

続く2位は「竈門(かまど)」さん(28票)。大ヒットアニメ「鬼滅の刃」の主人公「竈門炭治郎」の名字であることから人気が高まっているよう。3位は「佐々木(ささき)」さん(25票)で、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する「佐々木高綱(ささきたかつな)」や、WBCに選出された投手「佐々木朗希(ささきろうき)」選手など、有名人と同じ名字であることが、投票の理由に。

4位は「村上(むらかみ)」さん(25票)で、うち8票が戦国時代の海賊「村上水軍」に類する理由。続く5位の「加藤(かとう)」さんも、城作りの名人とも知られる戦国武将「加藤清正(かとうきよまさ)」から。そのほか、織田信長の家臣「池田恒興(いけだつねおき)」の「池田(いけだ)」さんが15位に、元V6「岡田准一(おかだじゅんいち)」の「岡田(おかだ)」さんが16位に入るなど、戦国や大河ドラマの主人公として活躍した人物の名字が上位に多くランクインした。

以下、TOP10には、6位「鈴木(すずき)」さん、7位「佐藤(さとう)」さん、8位「清水(しみず)」さん、9位「高橋(たかはし)」さん、10位「伊藤(いとう)」さんがランクイン。

今回10回目となる「ベスト・オブ・名字」は、一文字名字、四文字以上の名字がTOP10入りしていない点が特徴的で、投票理由をみると、「自身や、身近な人、好きな有名人の名字」(61票)であることや「漢字や読みの響きがかっこいい」(30票)という理由が多かった。