リクルートが運営する『SUUMOジャーナル』は2月7日、「東急東横線」沿線における中古マンション価格相場が安い駅ランキングを発表した。同ランキングは、同サイトに掲載されている東横線沿線の駅で、駅徒歩15分圏内、物件価格相場3億円以下、築年数35年未満、敷地権利は所有権のみ、専有面積50平米以上80平米未満の物件を対象としている。データ抽出期間は2022年8月〜10月、価格は中央値となっている。
1位は「大倉山」駅で、価格相場は4,000万円となった。神奈川県横浜市の港北区に位置し、横浜駅までは6駅という立地となっている。駅の東側には「大倉山レモンロード商店街」、西側には「大倉山エルム通り商店街」がのびており、両商店街を合わせて店舗総数は約180店舗もあり、スーパーから日用品店、飲食店など店舗が軒を連ねている。
2位と3位にも横浜市港北区の駅がランクインした。
2位は「妙蓮寺」駅で価格相場4,280万円。駅東側には、駅名の由来であるお寺「妙蓮寺」の境内が広がっている。駅西側には、スーパーやドラッグストアなどが立ち並ぶ商店街があり、その先に進むと夏季営業のプールを抱える「菊名池公園」にたどり着くようになっている。園内の池の周囲には、ソメイヨシノが咲き、春は地域住民のお花見スポットとしても親しまれている。
3位は「菊名」駅で価格相場は4,490万円。妙蓮寺駅と大倉山駅の間に位置する駅となっている。東急東横線の特急・通勤特急・急行の停車駅で、通勤特急に乗れば横浜駅まで1駅約6分、反対方面の渋谷駅までは5駅約26分で行く事ができる。
4位には「日吉」駅(4,590万円)、5位には「東白楽」駅(4,690万円)がランクインする結果となった。
東急東横線は、東京都渋谷区から神奈川県横浜市にまたがっているが、上位には神奈川県内の駅が並ぶ結果に。神奈川県内で最も価格相場が高かったのは、知名度抜群の9位「横浜」駅を抑えて12位となった「武蔵小杉」駅。価格相場は6,785万円で、横浜駅よりも1,200万円以上も高くなっている。
一方で武蔵小杉駅の1駅、隣に位置する7位「新丸子」駅の価格相場は5,380万円。直線距離だと450mほどしか離れていないが、武蔵小杉駅より1,405万円も価格相場が安くなっている。