水筒やタンブラーのフタなど、溝のあるキッチン小物をスポンジで洗うのは大変ですよね。そこで今回は、細かな部分の洗いものに活躍するダイソーの「曲がるキッチンブラシ」(110円)をご紹介します。

「曲がるキッチンブラシ」は、幅4.4㎝×長さ10.5㎝のコンパクトなサイズ。先端には5本のブラシがついています。このままの形でキッチン小物の溝を洗うこともできますが、丸めてみると…。

このように、筒状のブラシとして使うことも可能です。これなら、より細かいすき間にも使えて便利ですね!

「曲がるキッチンブラシ」のパッケージを見てみると、

・お弁当箱
・水筒
・スープジャー
・哺乳瓶
・ベビーマグ

などのキッチン小物を洗うのに適しているとのこと。そこで、自宅にある水筒やプラコップ、タンブラーなど溝のあるさまざまなキッチン小物で使い勝手を試してみました。

■プラコップや水筒の溝が洗いやすい!

はじめに、「曲がるキッチンブラシ」で子どものプラコップを洗ってみました。

スポンジでは洗いにくいコップの溝ですが、ブラシなら楽に入ります。また、ブラシが5本並んでいることで、クルッとコップを1回転させるだけですぐに洗うことができました。次に、水筒のフタで試してみます。

こちらはゴムパッキンが付いているままの状態でブラシを入れてみましたが、問題なく洗うことができました。やはり、ブラシが横に並んでいることで、クルッと1回転させるだけで時間をかけずに洗えました。

キッチン小物の溝を洗うための小さなブラシはよく見かけますが、「ブラシが小さすぎて洗うのに時間がかかってしまう」というお悩みはないでしょうか。しかし、「曲がるキッチンブラシ」なら横並びのブラシで一気に洗えるため、洗いものの時短にも役立ちそうです。

コップや水筒のフタよりも大きめの、タッパー、お弁当箱などの溝も一気に洗えておすすめです。

■より複雑な形の水筒、タンブラーのフタで実験

先ほどは、比較的洗いやすいキッチン小物で試してみましたが、次は、より複雑な形の水筒、タンブラーのフタで実験してみようと思います。まず、飲み口が出っ張っている、子ども用の水筒のフタを用意しました。

細かい溝は、ブラシを丸めると一気に洗うことができました。筒状の飲み口も、ブラシを丸めれば問題なく中に入り、ササッと洗えます。

次に、細かいすき間や溝のあるタンブラーのフタを洗ってみようと思います。飲み口が狭く、フタの裏側には複雑な形状の溝があります。

ブラシを横並びの状態で使ったところ、狭い飲み口にブラシが入り、フタの裏側の細かな溝にもブラシの先端が届いていました。これなら、洗うのが難しいキッチン小物をストレスなく綺麗にできそうです。

ただし、「曲がるキッチンブラシ」は本体の長さがあまりないため、水筒の中など長い筒状のキッチン小物を洗うのには適していません。水筒やタンブラーなど長さのあるものを洗いたい場合は、長めのブラシを使うなど、「曲がるキッチンブラシ」との使い分けが必要でしょう。

ちなみに、ブラシはこのようにフックに引っ掛けて保管できるため、衛生面でも安心ですね。

■複雑な形のキッチン小物を洗ってみよう

今回は、「曲がるキッチンブラシ」をご紹介しました。ブラシの形を変えられることで、キッチン小物の形状に合わせた2通りの洗い方ができ、とても便利でした。

使ってみて感じたのは、細かな部分はもちろん、広い範囲の溝を洗うのにも適しているということ。「曲がるキッチンブラシ」なら、これまで敬遠していた複雑な形のキッチン小物やタッパーの溝なども楽に洗えそうです。

洗いにくいキッチン小物のお悩みを解決してくれる「曲がるキッチンブラシ」、一度試してみてはいかがでしょうか。