ワンノブアカインドは1⽉31⽇、「中古マンション相場推移」を発表した。調査は2022年12⽉、同社運営サイト「マンションレビュー」が保有する中古マンションの販売履歴データを元に「坪単価」を算出し、70m2での価格に換算した推定価格をエリアごとにまとめたもの。
⾸都圏主要エリアにおける中古マンション相場(2022年12⽉)は、「都⼼5区(千代⽥区・中央区・港区・新宿区・渋⾕区)」が推定価格8,947万円でトップに。⾸都圏全体における推定価格4,608万円と比べると、依然として⾸都圏内で突出して⾼い状況となっている。
2021年12⽉〜2022年12⽉の1年間における相場推移をみると、⾸都圏主要エリアの騰落率は、前⽉(2022年11⽉)と比べて、「城東(台東区・墨⽥区・江東区・葛飾区・江⼾川区)」と「千葉主要エリア(市川市・船橋市・浦安市)」以外ですべて上昇。前年(2021年12⽉)との⽐較では、⾸都圏主要エリアすべてで価格が上昇し、騰落率(価格上昇率)トップの都県は「千葉県」(+14.91%)、エリアでは「埼⽟主要エリア(さいたま市(全10区)・川⼝市)」(+14.31%)がトップに。また、1年前との価格差がもっとも⼤きいのは「都⼼5区(千代⽥区・中央区・港区・新宿区・渋⾕区)」で、推定価格は約493万円上昇した。
47都道府県別に2022年12⽉の価格および1年前と⽐較した騰落率をみると、【北海道・東北】エリアでは、価格は「宮城県」が2,125万円でトップに。騰落率は「北海道」が最も高く+10.14%。【関東】エリアでは、「東京都」の5,938万円がトップで、騰落率は「千葉県」で+14.91%だった。
【中部】では、「愛知県」の2,177万円が最も高く、騰落率は「岐⾩県」で+18.43%。【近畿】では「京都府」が3,210万円でトップに。騰落率は「奈良県」で+8.18%だった。
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【中国・四国】では、「広島県」の2,226万円が最も高く、騰落率は「⼭⼝県」の+7.13%。【九州・沖縄】では、「沖縄県」の3,360万円がトップとなり、騰落率は「⼤分県」で+5.37%だった。