サンセルモは1月31日、「ペットの家族化に関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月5日~6日、ペットの飼育経験がある全国20歳~69歳の男女391名を対象にインターネットで行われた。
「あなたにとって、ペットはどのような存在ですか?」と質問したところ、72.9%が「家族(ヒト)と全く同等」(32.2%)、あるいは「家族(ヒト)が優先ではあるが、ほぼ同等」(40.7%)と回答。一方で「家族(ヒト)との区別は明確につけている」が17.9%、「家族と捉えたことはない」と回答した人も9.2%おり、3割近くが人とペットの間に一線を引いていることも浮き彫りとなった。
また、家族と(ほぼ)同等に扱っている人に対し、飼育する上で意識していることを聞くと、「人と同じように扱う」が最多の52.6%。次いで「かかりつけ医を決める」(35.1%)、「留守番を短くする」(33.0%)と続いた。
次に、ペットの飼育で出費を厭わないものを教えてもらったところ、「フード」がダントツの88.2%。次いで「医療費」(47.3%)、「衛生用品」(41.4%)と、ペットの健康管理に関する項目が上位に。また、月々にかかる費用に関しては「1万円未満」(56.8%)が最も多く、「1~10万円」は34.3%、「11~20万円」が4.1%と続き、中には、「50万円以上」(0.8%)と回答する人も。
さらに、ペットの老後の備えを「している」「どちらかといえばしている」という人は34.3%。具体的には、「ペットのために貯金している」(41.0%)、「保険に加入している」(35.1%)、「葬儀方法を決めている」(33.6%)が上位にあがった。