スタジオテイルは1月31日、「「中途入社する上司・部下に求めるもの」に関する調査結果を発表した。調査は1月15~25日、会社に勤める20~50代男女576人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「これから中途入社する部下がいた場合、あなたは何を求めますか」と聞くと、「コミュニケーション力」(55%)、「仕事への熱意・情熱」(37%)、「協調性・気配り」(35%)、「誠実さ」(33%)、「礼儀正しさ(マナー)」(31%)が上位を占めた。

  • これから中途入社する部下がいた場合、あなたは何を求めますか

具体的なコメントでは、「部下としての入社であるならば、まずは従来の組織の方法を把握したりするために、多くの人に教えを請うことになると思う。教える側も気持ちよく指導ができるように最低限のコミュニケーション力は欲しい」(30代男性/商社)、「業界の知識などよりもその方の人間性の方が大事だと思います。学ぶ姿勢があって、誠実さがあれば入ってからいくらでも知識をつけれると思います」(30代女性/インターネット/広告/メディア)などがあった。

次に「これから中途入社する上司がいた場合、あなたは新しい上司に何を求めますか」と尋ねると、「コミュニケーション力」(46%)、「リーダーシップ」(36%)、「マネジメント力」(34%)が上位を占めている。

  • これから中途入社する上司がいた場合、あなたは新しい上司に何を求めますか

回答者からは、「今まで中途で入って来た上司をたくさん見てきましたが、立場が上だからと仕事もろくに覚えていないのに口ばかり立つ上司は嫌われていました。そもそも職場の雰囲気が悪いとやる気が削がれ、売上にも直結すると思いますし、まずは上司がきちっとメンバーとのコミュニケーションを取ることが一番大切だと思います」(30代女性/小売)、「新しい上司として入社してくるなら、リーダーシップがあって引っ張っていってほしいと思います」(20代男性/メーカー)などのコメントが出ている。