ユーグレナは1月13日、「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になる遺伝子タイプが多い都道府県(出生地)ランキング」を発表。調査は2022年12月、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービス利用者2万1,371名のゲノムデータをもとに算出した。

  • 「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になる遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県」ランキング

    「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になる遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県」ランキング

同調査では今回、今年の干支「卯(うさぎ)」にちなみ、うさぎの好きな野菜の1つ「ニンジン」に関するデータに注目。ゲノムデータ「ニンジンの摂取頻度とBMI(SNP:rs4445711)」の項目について、「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になるタイプ(遺伝子型:GG)」に該当する人の割合を都道府県ごとに算出し、数値化した。

その結果、「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になる遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県」ランキング、1位は「鳥取県」(17.17%)だった。

以下、2位「宮崎県」(%)、3位「島根県」(%)、4位「岩手県」(%)、5位「長崎県」(%)、6位「福井県」(%)、7位「福島県」(%)、8位「茨城県」(%)、9位「秋田県」(%)、10位「宮城県」(%)と続き、山陰地方と東北地方が多く上位にランクインした。

なお、日本人における遺伝子型の割合は、「ニンジンの摂取頻度が高いとよりやせ型傾向になるタイプ(遺伝子型:GG)」が11.3%、「ニンジンの摂取頻度が高いとやせ型傾向になるタイプ(遺伝子型:AG)」が45.7%、「ニンジンの摂取頻度とやせ型傾向は関連しにくいタイプ(遺伝子型:AA)」が43%だった。