俳優の桐谷健太が14日、都内で行われたカンテレのドラマ『インフォーマ』(19日スタート、毎週木曜24:25~※関西ローカル、Netflixで全世界配信)の制作発表に登場し、作品への自信を語った。
沖田臥竜氏の同名書き下ろし小説をドラマ化する今作は、裏社会・政治・芸能など、あらゆる情報に精通する“インフォーマ”の木原慶次郎(桐谷)と週刊誌「タイムズ」記者・三島寛治(佐野玲於)が警察・ヤクザ・裏社会の住人たちを巻き込み謎の連続殺人事件を追うクライムサスペンス。
桐谷いわく「劇薬のようなドラマ」で、次々にターゲットを襲う謎の集団のリーダーを演じる森田剛が「これ、テレビで見られるんだって本当に思いましたね」と言うほど衝撃のシーンが次々に登場する今作。桐谷は「ある人物が車にぶち当てられるシーンがあるんですけど、実際にアクション部のスタントマンの方がやってらっしゃるんです。そのときに、(撮影の)本番だって分かってるのに、みんな『あ~』って声が出てしまうぐらい、すごい衝撃的なシーンになりました」と明かす。
そして、「その後スタントマンさんのとこに行って、『大丈夫ですか?』って聞いたら、『このドラマが面白くなるためだったら何でもしますよ』って言ってくれたんですね。脂汗ちょっとかきながら。そこに『プロ魂だな』と思って、このドラマは絶対面白くなるなって確信した瞬間でもありました」と、手応えを語った。
昨年夏に猛暑の中で撮影したが、桐谷は「僕は本当に楽しかったですね。『祭りが始まったぞ』っていうセリフがあるんですけど、本当にずっと祭りに行くような感じで家を出てましたし、全く疲れなかったですし、とにかく刺激的でした」と興奮を回想。続けて、「みんなに『桐谷さん、眠くなったりしませんか? 大丈夫ですか?』とか言われたんですけど、全然大丈夫でしたね」とアピールしたが、森田に「僕が知る限りはちょっと寝てましたけどね。床で」と暴露されていた。
ドラマ単独初主演となる桐谷。最後に「2022年の夏、本当に最高に熱くて超刺激的な夏になりました。本当に、桐谷健太の覚醒の作品になったと自負しております。必ず心に刺さる何かがあると思うので、ぜひたくさんの方に見てほしいです」と呼びかけた。