ムンディファーマは1月12日、「受験シーズンの感染症対策に関する調査」の結果を発表した。調査は2022年11月28日〜29日、受験(中学・高校・大学受験)を控えた子どもを持つ、全国30歳以上の親300名(男性208名、⼥性92名)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、受験シーズンに子どもが体調を「崩したことがある」という人は32.0%。また、受験を控えた子どもに関する心配事は「進路」(68.7%)や「成績不振」(66.0%)よりも「感染症」(81.7%)が高い結果に。
そこで、「受験を迎える子どもの感染症を防ぐために、家族全員が感染症対策をしなければという意識はありますか?」と質問したところ、87.7%が「ややある」「ある」と回答。どのような感染対策を⾏っているかを聞くと、「⼿洗いをする」「マスクを着⽤する」は⺟親・⽗親・子どもともに8割を超え、次いで「うがいをする」が6割台で続いた。
次に、前問でうがいをしていると回答した人に対し、「新型コロナウイルス感染症の拡⼤前と⽐較し、今年のあなたやご家族のうがいの状況はどのように変化しましたか?」と尋ねたところ、⽗⺟親・⽗親・子どもともに6割以上が「増えた」「やや増えた」と回答。
また、前問で⼿洗い・うがいを⾏っていると回答した親に対し、1日における実施回数を聞いたところ、1日に「3回程度」「4回程度」「5回以上」⾏うと回答した親は、「⼿洗い」で約9割、「うがい」についても7割を超えた。
続いて、「あなたのご家族はうがいの際にうがい薬を使っていますか?」と尋ねたところ、51.2%が「たまに使っている」「毎回使っている」と回答。また、子どもが受験シーズンに体調を崩したことがある親に限定してみると、うがい薬の使用割合は69.4%と約7割に達した