フジテレビの広告付き動画配信サービス(AVOD)が、2022年の年間で、再生数、UB(ユニークブラウザ)数、総視聴時間の指標で民放1位となり、「AVOD三冠」を達成した。

  • 『silent』(C)フジテレビ

年間の再生数は約6億8,400万再生、UB数が約4,500万UB、総視聴時間が約2億9,300万時間を記録。同局は四半期ごとの集計でも、22年度第1四半期(22年4~6月)、第2四半期(同7~9月)、第3四半期(同10~12月)と3期連続で「AVOD三冠」を獲得している。

2022年の1年間で、フジテレビはタイトル別で約580番組、エピソード別で約6,500本をAVODで配信。特に好調だったのは、連続ドラマの見逃し配信で、1月クールに放送された『ミステリと言う勿れ』と、10月クールに放送された『silent』の再生数が際立った。『silent』は、全11話の見逃し配信再生数累計が6,191万再生を記録するなど圧倒的な配信数を獲得し、「年間AVOD三冠」を決定づけた。

バラエティでは、『人志松本の酒のツマミになる話』『突然ですが占ってもいいですか?』『千鳥のクセがスゴいネタGP』などの見逃し配信が年間を通して人気を集めた。

※配信数はいずれもTVer、GYAO!、自社配信サービス(FOD)の合計値。ビデオリサーチ調べ。