生放送で展開されるフジテレビのドラマ『生ドラ!東京は24時』の第2夜「美大の駅伝」(3日24:40~)で、グループでテレビドラマ初主演を務めるジャニーズJr.の7 MEN 侍が、意気込みを語った。
同ドラマの舞台は、深夜24時を過ぎた東京。コンビニで働いている人、夫婦げんかをしている人、今まさに泥棒に入ろうとしている人…時に人生が変わるドラマティックな瞬間が起こるかもしれない時間帯で東京に生きる市井の人の物語を、まさに「何が起こるかわからない」ワンカット生放送で披露する。
7 MEN 侍が主演するのは、美大に通いながら駅伝に情熱を注ぐ若者たちの物語。“箱根駅伝”への出場を夢見る美大生・武藤琢磨(中村嶺亜)だが、大学に駅伝部はなく、申請しても「君たちがやるべきことは他にあるだろう」と相手にされない。「美大生だって“箱根駅伝”を目指していいだろう! “箱根駅伝”と同じコースを完走したら駅伝部を作る許可をくれ!」と学生課に宣言した武藤は、同じ志を持つ桐生駿太(矢花黎)、長岡秀治(佐々木大光)、嵯峨野信吾(菅田琳寧)、桜木十太朗(本高克樹)、秋田昴成(今野大輝)らを集めて、駅伝部設立を懸けて挑むことに。
まさに“箱根駅伝”が開催されている中、本家に迷惑がかからないようにと、ゴールは他の場所へ。しかし、何時間たってもゴールに到着する気配はなく、最終走者にたすきが渡ったのは、夜の22時過ぎ。もうすぐ25時を迎えようとしているが、最終走者は足が痛いと諦める寸前だ。果たして、武藤たちは、無事にゴールまでたすきをつなぐことができるのか…。
コメントは、以下の通り。
――オファーを聞いた際の率直な感想について
中村「すごくぶっ飛んでいて難しい企画ですが、その分、楽しみだなと思いました。普通のドラマは、監督の頭の中のイメージを納得いくまで撮影して編集して音楽をつけて、完成させていく。でもこの生ドラマの展開は誰もわからないところが、とても楽しみです。年始早々、テレビを通して生放送で作品を届けられるお仕事をいただけたことが有難いですし、新年の良いスタートが切れそうだなと思いました」
菅田「2023年の目標は“グループでテレビにたくさん出演すること”なんです。だから新年始まってすぐにグループで、しかもジャニーズJr.が誰も経験したことない生ドラマという仕事を担当させていただけことがすごくうれしいです。僕が演じる嵯峨野は、監督さんにも言われたのですが、アドリブもどんどん入れてもよさそうなので、どれだけアドリブ入れられるか、と考えています。僕のアドリブにもご期待いただけたらと思います」
本高「ワンカットのドラマ企画というのはあまり馴染みがなくて。A.B.C-ZさんがワンカットのMVを撮影した時に参加したことはありますが、曲は3分くらい。でも今回はその10倍以上の時間のドラマなのでどんな風になるのかなと思いました。監督さんが“ハプニングがあっても、それをアドリブで乗り越えていく展開も面白いと思う”とおっしゃってくれたんですが、僕が演じる桜木はアドリブが入れづらい役なので、セリフを飛ばしたら“俺、終わるんだろうな”と思って少し怖くなっています(笑)」
佐々木「初めて読み合わせをした時に“そういえば、メンバーだけで演技したのは初めてだな”と思いました。先輩の舞台に全員で出演させていただくことはありますが、6人メインで演技の仕事はなかったんで、新しい発見がありました。あと、番組ツイッターで僕がやらせていただく一発ギャグを募集します。稽古場では、監督がお題をだしてくださったんですが、結構過酷で(笑)。僕がすべると全員が引きずっちゃうので、放送事故にならないためにも優しいネタをお願いします(笑)!視聴者の皆さんにかかっていますのでよろしくお願いします!」
今野「僕と矢花以外はドラマ出演の経験がある中で、初めて6人そろってドラマに出演するというのは初めてなのですごくワクワクしています。監督さんから“自由にやってみて”とおっしゃっていただいたので、本番が楽しみです」
矢花「30分の生ドラマなんて、いい意味でめちゃくちゃな企画だと思いました。しかも僕自身は初めてのドラマ出演になるので、セリフをきちんと覚えられるかなと不安になりました。しっかり覚えて、本番も緊張と寒さでセリフを飛ばさないようにやれたらと思います!」
――台本を読んだ感想
中村「監督さんが台本を作られる中で、僕たちのYouTubeなどを見てアテ書きしてくださった部分もあると伺いました。だから、とても演じやすいです。稽古していても、メンバーなのか役なのかわからなくなる瞬間があって。パラレルワールドにいる自分たちのような感覚になるので、演じていてとても楽しいです」
今野「自分たちの現実に近いところも多いよね」
中村「あと、美大生が駅伝をやるというテーマは、監督の身近にあった実話をヒントにされていると聞いて驚きました」
菅田「監督さんが描くストーリーをこの6人で再現できたらうれしいです」
矢花「その日の『箱根駅伝』の話題がでてきたり、大学の課題の提出期限が過ぎていたりという時間の感覚が生放送なので本当にリアル。そんなリアルな時間の中で、自分たちはテレビドラマに出演して演技することは不思議な体験になるんだろうな、と思います」
中村「ちょうど『箱根駅伝』が開催されていた日にやらせていただくので、セリフも直前まで決まっていない部分が多いんです。当日の結果などで決まるので、そこも楽しみでありながら…こんなこと言っちゃダメかな?できたら、言いやすい大学が優勝してくれたらいいなぁなんて、実はドキドキしています(笑)」
――視聴者へメッセージ
中村「僕は大学で美術を専攻していて、実際に油絵を学んでいました。なので、美大生役ができてうれしかったです。全員でドラマをやらせていただく機会があって、例えば大学生役だったらどんな大学に通って、どんなサークルに入っている設定が僕たちに合うのかなと考えていたんですが、今回美大生と聞いてすぐに納得できました。僕の通っていた大学では他の学科に比べて、美術専攻の学生が特に個性的な印象だったので、7 MEN 侍も良い意味でバラバラ、それぞれの個性が強いのでぴったりだと思いました。琳寧の陸上、僕の美術、それぞれのキャラクターを見て下さってアテ書きしていただいた部分もありますので、すごく演じていて楽しい。ファンの方には普段の僕たちと役のキャラクターを比べながら楽しんでいただきたいです。誰にも結末がわからない、生放送のドラマなので視聴者の皆さんも一緒にドキドキして見てもらえたらなと思います」
菅田「自分は陸上をやっていたので、陸上に関わる作品でお芝居がやりたいとずっと思っていました。なので、今回この作品に出演できることがすごくうれしいです。新年早々、視聴者の皆さんもハラハラドキドキするような体験を一緒に共有していけたらいいなと思います。メンバーでいちばん走る役なので頑張ります!」
本高「2023年が始まってすぐ、このような大きな仕事でスタートさせていただいて有難いですし、 7 MEN 侍の歴史にも残るような大仕事なので責任を感じています。多くの方に見ていただきたいという思いでこの大仕事に挑ませていただきます!自分たちのキャラクターに近い部分もあったり、監督の身近で起きたノンフィクションの部分だったり、そういうリアリティーも楽しんでいただきたいなと思います。同時に、日本一有名な『箱根駅伝』をテーマにやらせていただけることを誇りに思って頑張ります!」
佐々木「今まで高校生役が多かったので、大学生役は僕にとって新たなチャレンジになります。大学生の青春という要素もあり、新年明けてすぐのドラマなので、明るく皆さんにいい作品を届けられたらいいなって思います」
今野「僕個人としては初のドラマ出演になるので、ファンの皆さんにも楽しんでいただけたらいいなと思います」
矢花「メインで言葉を発するお仕事は朗読劇だけで、テレビドラマは初めてなんです。しかも、テレビ番組に出させていただくとき、僕はいつも借りてきた猫状態なんですよ…。新年明けてすぐのタイミングで、こんなにテレビで僕が言葉を発することは今後5年間ないかもしれない(笑)。セリフがあるドラマだからこそしゃべる機会をたくさん頂けたので、“矢花、こんなにしゃべれるんだ”といつもとは違う一面に期待していただけたらと思います」
中村「矢花がみんなに突っ込んでいくポジションなので、セリフがすごく多いんです。彼にもそこは頑張っていただきたいですね!稽古でもセリフを変えてアドリブいれてみて、絶好調だったよね。皆さん、ぜひ楽しみにしてください!」
今野「(ハードルを)あげてる、あげてる(笑)」
中村「桐生は矢花にしかできない。彼が作品を引っ張っているところもあるので、成功するかどうかは彼にかかっているなと…」
矢花「いやな予感がする…」
中村・菅田・本高・佐々木・今野「成功の鍵は、矢花が握っています!」
矢花「(笑)。7 MEN 侍単独としての初仕事でこのような大仕事をやらせていただくので、しっかり成功させて気持ちの良い状態で新年のスタートを切って、グループで2023年も頑張りたいという意気込みで臨みます!」
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