俳優の木村拓哉が主演を務める、映画『レジェンド&バタフライ』(2023年1月27日公開)の予告映像が15日、公開された。

左から木村拓哉、綾瀬はるか

左から木村拓哉、綾瀬はるか

同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。

今回公開された本予告映像は、織田信長(木村拓哉)と濃姫(綾瀬はるか)が共に歩んだ激動の30年をとらえたもの。2人は1549年、長年敵対関係だった尾張と美濃が和議を結び、政略結婚という最低最悪の出会いを果たした。尾張の“大うつけ”と呼ばれる信長は濃姫を尊大な態度で迎え、“マムシの娘”と呼ばれる濃姫もまた、隙あらば信長の寝首をかき国を乗っ取ろうと目論んでいた。水と油のような関係の2人だが、国の危機を前に弱音を吐く信長を奮い立たせたのは濃姫で、戦国時代という厳しい世界の中で様々な障害をともに乗り越え、心の距離が次第に近づいていく。濃姫は「海の向こうへ行ってみたい」という夢を語り、信長は「愚かな夢物語だ」というが、2人はまだ見ぬ世界へ向かって共に歩み始める。

しかし戦国の荒波に飲み込まれていき徐々に人の心を失い「我人にあらず」という叫ぶ信長や、信長と濃姫を見守る福富平太郎貞家(伊藤英明)、各務野(中谷美紀)の姿も描かれ、激動の展開を予感させる映像に。「夢を追いかけた2人が最後に見つけたものとは?」という言葉通り、2人が一体何を願い、信長が何を想い本能寺へと向かったのか気になる映像となっている。

本予告映像と併せ、寄り添い合う信長と濃姫に心を奪われるファイナルビジュアルも初披露。2人が衝突をしながらも、激動の人生を共に支え合ってきたことが伺えるエモーショナルな仕上がりとなっている。

(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会