AMFは12月23日、「2023年のトレンド予測」を発表した。調査は、全国の女子中高生からなるマーケティング集団「JCJK調査隊」メンバーの選考結果をもとに、「ヒト・モノ・バショ・コトバ」の4部門に分けて行われた。

  • 【2023年JC・JKトレンド予測】

    【2023年JC・JKトレンド予測】

ヒト部門

女子中高生が2023年に活躍すると予測する「ヒト」部門では、IZ*ONE出身のメンバーを中心とした5人組のガールズグループ「Le Sserafim」が話題に。TikTokやYouTubeなど動画メディア上で「かっこよすぎる」と、多くの女子中高生から人気を集めている。

また、TBSドラマ「君の花になる」内で結成された”ドラマ発アーティスト「8LOOM」の注目度も急上昇中。さらに、現役高校生YouTuber「えるにーにょ」が「同世代なのにトーク力がすごすぎる」と話題に。

そのほか、「NewJeans」「宮世琉弥」「むくえな」が選出された。

モノ部門

モノ部門に選ばれたのは、韓国の定番おやつねじり揚げドーナツ「クァベギ」。生クリームやフルーツを乗せた進化系クァベギが日本でも人気に。また、中華系通販サイトSHEINで購入可能なコスメブランド「sheglam」や、"可哀想に!"さんが作者の哀愁漂うウサギのキャラクター「おぱんちゅうさぎ」も選出。独特な世界観がハマるとTikTok上で女子中高生の間で話題となっており、グッズを集める女子中高生が続出している。

そのほか、「naunau」「チェンソーマン」「マンドゥバッグ」が選出された。

バショ部門

これから女子中高生の関心がさらに高まると予測される「バショ」では、虎ノ門にオープンする「チームラボボーダレス」が選出。エモい写真を撮るスポットとして、移転前から女子中高生の熱い支持を集めている。また、としまえんの跡地に完成するハリーポッターの体験型施設「スタジオツアー東京ハリーポッター」は、ハリポタファンの女子中高生の間ですでに話題に。

さらに、「体験型アート施設」も密かに人気を伸ばしており、デートや友達の誕生日の際にサプライズとして使用する女子中高生が増えているよう。そのほか、「the outlet」「ジュラシックワールド展」「トルココーヒーカフェ」も選出されている。

コトバ部門

「コトバ」部門で特に注目を集めているのは、FIFAワールドカップにて長友選手が連呼していた「ブラボー」。部活や体育の授業中に真似をする女子中高生が急増している。

また、"ネクスト・純欲メイク"と呼び声も高い中国発信のメイク方法「白湯メイク」は、白湯のようにナチュラルで透き通ったメイクが特徴で、YouTube動画を真似しながらメイク練習する女子中高生が続出。

さらに、「ちいかわ」の世界で使われている独特なゆるさを持つ言い回し「…ってコト!?」も選出。言葉の語尾につけることで、「かわいく聞こえる」と使用する女子中高生が増えている。そのほか、「AI加工」「好きエ」「タイパ」も選出された。