1883年に開業し、東北や北陸からの「北の玄関口」の役割を果たしてきたJR上野駅。駅周辺に多数のミュージアムが点在する上野は、歴史ある文化の街でもあります。
そして、上野といえば上野動物園のアイドル・パンダ。JR上野駅ナカで買えるお土産の中から、見た目もキュートなパンダのお土産をご紹介します。
カタヌキヤ「パンダバウム」
上野駅で買えるパンダのお土産の中でも、一目惚れ級の可愛さなのが「カタヌキヤ」の「パンダバウム」。幾重にも焼き重ねられた平焼きのバウムクーヘンに、パンダのイラストが描かれたキュートなお菓子です。
この「パンダバウム」、見た目の可愛らしさはもちろんのこと、自分で型ぬきをして食べるというコンセプトもユニーク。贈られた人の笑顔が思い浮かびますね。
型ぬきをする方法は2通り。フォークを使って周りを食べながら型ぬきをする方法と、イラストが描かれた部分を押し出して型ぬきをする方法です。お菓子のためのウォータージェットカッターにより、あらかじめ細部まで精巧にカットされているので、誰でもきれいに型ぬきをすることができますよ。
今回紹介した3種類のうち、「パンダバウム」と「ふたごパンダバウム」は卵とアーモンドがふんわりと香るプレーン生地。パンダのきょうだいを模した「こどもパンダバウム」は、甘酸っぱいいちごの香りが華やかなバウムです。
首都圏限定の「ふたごパンダバウム」は、さらに型ぬきを進めていくと、おなかに抱えた2匹の赤ちゃんパンダが、ぽこんと飛び出してくるという楽しい仕掛けも。
可愛すぎて食べるのが忍びないですが、きめ細かいふんわりとした生地は、目だけでなく、舌でも楽しめます。
●購入店舗
HANAGATAYAエキュート上野店(JR上野駅改札内)
カタヌキヤ公式サイト:https://www.katanuki-ya.com/
シレトコファクトリー「東京コパンダ物語」
「シレトコファクトリー」は、北海道・中標津町発のスイーツ・ドーナツ工房。看板商品の「シレトコドーナツ」は、地元産の牛乳や自社養蜂のハチミツなど、こだわりの新鮮な素材を使ってひとつひとつ作られたドーナツです。
「シレトコドーナツ」を大ヒットに導いたのが、その愛らしいビジュアル。ふっくらとしたドーナツの穴から、小さな熊「クマゴロン」が顔をのぞかせているのです。
ただし、エキュート上野で購入できる「東京コパンダ物語」では、その名の通り“パンダ”が出現。「北海道ミルク」「北海道かぼちゃ」「ココアチョコ」「チョコチップ」「知床の塩生キャラメル」の定番5種がセットになっています。
ドーナツ生地には隠し味として塩生キャラメルを盛り込んでおり、素朴で優しい味わいが後を引きます。奥行きのある甘さと、とろけるようなしっとり感がクセになりそう。
ドーナツというと「油で揚げる」イメージがありますが、「シレトコドーナツ」は油を使わずにふっくらと蒸し焼きにしているのが特徴。一見かなりのボリュームですが、一般的なドーナツに比べ、ふんわりとしているので、思いのほか軽く食べられます。
見た目の可愛らしさだけではなく、ちゃんとおいしいのも「シレトコドーナツ」の人気の理由。オーブントースターで温めてから食べると、表面がカリッとして、さらにおいしくいただけますよ。
●購入店舗
シレトコファクトリー エキュート上野店(JR上野駅改札内)
シレトコドーナツ公式サイト:https://siretoco23.com/
銀座たまや「しあわせぱんだ」
和菓子のパンダ土産を探している人におすすめなのが、その名も「しあわせぱんだ」。東京土産の定番「ごまたまご」で知られる「銀座たまや(東京玉子本舗)」から、上野駅店舗限定で発売されているお菓子です。
みんなのもとに幸せを運ぶという、「招きパンダ」の風貌は食べるのがもったいないほどの愛おしさ。
やさしい甘さのミルク餡でアンズジャムを包み、焼き色でパンダのツートンカラーが表現されています。素朴な可愛らしさに思わず頬がゆるみますね。
きつね色の生地はしっとりやわらかで、中に入っているミルク風味の白あんも、やさしく上品な味わい。かすかに香る、フレッシュな風味のあんずジャムが良いアクセントになっています。
●購入店舗
HANAGATAYAエキュート上野店(JR上野駅改札内)
銀座たまや公式サイト:https://ginzatamaya.com/
このほかにも、上野駅には思わずにっこりしてしまうようなパンダのお土産がいっぱい。見ても食べても楽しいパンダスイーツがあれば、きっとほっこりする時間が過ごせるはずです。