メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」において集計した2022年「出品ワードマップ」、「メルカリトレンドワード」および「急上昇カテゴリー」を発表した。
「出品ワードマップ2022」は、「メルカリ」内で商品を出品する際に使用されたワードのうち、今年特に使用された特徴的なワードを抽出し、頻度に応じた大きさでワードマップとして表現した。
北京オリンピック2022の公式マスコット「ビンドゥンドゥン」が出品ワードとして最も多く利用された。また、韓国の男性グループTREASUREの新曲「JIKJIN」や、韓国の女性グループ「LE SSERAFIM(ル セラフィム)」、「Kep1er」、韓国の男性グループ「Stray Kids」など、これまでも「メルカリ」上で活発に取引されてきた韓流アイドルグループ関連の出品ワードも引き続き多く見られる。
その他、今年らしい出品キーワードとして、少年ジャンプ+に連載中で今年4月にTVアニメも開始した「SPY×FAMILY」や、昨年11月にデビューしたジャニーズ事務所の新グループ「なにわ男子」、今年9月に最新シリーズが発売された任天堂のゲーム「スプラトゥーン」が。また、「兵児帯」「フォーマルスーツ」「スノボ」など、外出行動に関連するキーワードが徐々に増加している傾向も見られた。
「急上昇カテゴリー2022」は、「メルカリ」内で1月1日〜11月15日までに購入されたカテゴリーのうち、2021年の同購入数との差が大きいものを抽出したもの。
2022年は外出機会が増え、見た目を気にする人も増加したことから、急上昇カテゴリーTOP3は「ベースメイク」「香水」「スキンケア/基礎化粧水」となり、「コスメ・美容」カテゴリーが席巻した。2019年以来の「コスメ・美容」カテゴリーTOP10入りとなり、約3年ぶりに消費の増加が見られる。同様に、「浴衣」「フォーマルシューズ」といった、外出行動に関連する消費も増加傾向にある。
その他、手ぶらでいつでもスマホを持ち歩くことができ、コーディネートのアクセントにもなるということで人気が出た「スマホストラップ」が急上昇した。
「メルカリトレンドワード2022」は、「メルカリ」内で1月1日〜11月15日までに検索されたワードの中で、2021年の同検索数との差が大きいものを抽出。
2022年は全世界で人気を博すポケモンカードゲームから、1月に発売され話題となった「アルセウスVSTAR」が1位に。2位には昨年12月にデビューした韓国女性グループ「IVE」、8位には今年1月にデビューした韓国女性グループ「Kep1er」がランクインし、韓流アイドルの第4世代と呼ばれるグループの検索数が急上昇している。
そして、3位には今年放送開始したTVアニメSPY×FAMILYのなかでも人気の高い「アーニャ」の「フィギュア」がランクイン。5位の「厚切りジェイソン お金の増やし方」は累計50万部を売り上げた人気書籍であり、検索数が上昇した。