ペット保険相談サービス「MOFFME」を運営するWizleapは、ペットに関する最新情報、利用ユーザーからの調査データや様々な調査結果を公表する。今回は、大型犬を現在飼育している105人に大型犬飼育に関する意識調査を2022年10月17日にインターネットにて行った。

  • 飼育している大型犬の種類

まず、飼っている大型犬の種類を聞くと、「ゴールデン・レトリバー」が38.1%、「ラブラドール・レトリバー」が19%、「雑種」が10.5%、「秋田犬」が10%、「シベリアン・ハスキー」「ジャーマン・シェパード・ドッグ」が同率の6%という結果となった。大型犬人気ランキングでも常に上位にランクインする「ゴールデン・レトリバー」「ラブラドール・レトリバー」が、今回のアンケートでも上位を占めている。

  • 大型犬をお迎えした理由

大型犬を迎えた理由は、「昔から飼うのが夢だったから」が最も多い41.9%、「可愛いと思ったから」が37.1%、「賢いから」が24.8%、「運命を感じたから」が24.8%と続いた。昔から大型犬を飼育することに憧れていて、夢を叶えた方が多いようだ。

  • 大型犬を迎え入れたルート

また、迎え入れた方法は、「ペットショップ」が37%、「ブリーダー」「知人から」が同率の27%で、約半数以上の人が「ペットショップ」「ブリーダー」からお迎えをしていることがわかった。

では、「ペットショップ」「ブリーダー」からのお迎えには、どのくらいの迎え入れ価格を要したのか。「ペットショップ」「ブリーダー」からお迎えした人に、迎え入れ価格を教えてもらった。

  • ペットショップでのお迎え入れ価格

ペットショップでお迎えした人は、「10万円~20万円以下」が41%、「21万円~30万円以下」が21%、「10万円以下」が13%、「31万円~40万円以下」が10%で、約7割近くの人が30万円以下でお迎えしている。

  • ブリーダーからのお迎え入れ価格

一方で、ブリーダーからお迎えした人は、「21万円~30万円以下」が32%、「10万円~20万円以下」が25%、「10万円以下」が14%、「31万円~40万円以下」「41万円~50万円以下」が同率の7%という結果となった。

  • 大型犬を迎え入れてから大変だと感じたこと

また、大型犬を飼って大変だったことを聞くと、「お金がかかる」が52.4%、「運動量が多い」「ご飯の量が多い」が同率の41%、「散歩の引っ張り癖」が28.6%と続いた。体が大きい大型犬ならではの大変さが上位にランクインしている。

しかし、大変なことはあれど、その大変さを超えるほどの魅力があるはず。続いて、大型犬の魅力に感じる部分についても聞いてみた。「とにかく優しくて賢い。人懐っこい」「存在感があり一緒にいることで安心感と癒しがある。愛情表現がダイナミックでかわいい」という声が寄せられた。

さらに、これから大型犬を飼う人・飼いたいと思っている人に向けて、気を付けてほしいことや注意点などのアドバイスも教えてもらった。「大型犬は体が大きいので食費がかなりかかります。体のケアも自分でやるには根気がいります。色んな物を壊すのは日常茶飯事なので、経済的に余裕があると心にも余裕ができるので多少のことなら許せます」「女の子であっても運動量が多く、リードの引きも強いです。しっかりとその運動に付き合ってあげられる環境や覚悟が必要です」と言う意見があり、金銭面・体力面でかなり負担がかかるという回答が多かった。

  • かかったことのある病気や怪我

かかったことのある病気・怪我を聞くと、「皮膚炎」が31%、「アレルギーによる涙やけ」が18.1%、「外耳炎」が15.2%、「アトピー性皮膚炎」が12.4%、「膝蓋骨脱臼」が9.5%で、総じて皮膚炎にかかりやすいことがわかった。

  • ペット保険への加入有無

最後に、ペット保険に加入しているかどうかを聞いたところ、「加入している」が40%、「加入していない」が60%という結果となった。