ライスカレーが運営する流行先取りメディア「Petrel」は12月12日、「インスタ流行語大賞」を発表した。調査は11月24日〜30日、Petrelの公式Instagramアカウント「@petrel_jp」のフォロワー23万947名(うち女性が91.7%)を対象に行われた。

  • 【2022年インスタ流行語大賞】

    【2022年インスタ流行語大賞】

2022年「インスタ流行語大賞」の1位に選ばれたのは、「チグハグ」だった。7人組ボーイズグループ「THE SUPER FRUIT」の楽曲『チグハグ』のイントロ部分がTikTokの音源を中心に流行。自虐的なエピソードトークをしてから、楽曲披露前に使うお決まりの台詞「それでは聴いてください、チグハグ」はTikTok流行語大賞にもノミネートされるなど、TikTokのハッシュタグ「#チグハグ」の再生数は10億回を超えている。

続く2位は、川口春奈さんが主演を務めるテレビドラマ『silent』がランクイン。2022年10月6日からフジテレビ系「木曜劇場」枠でスタートすると、放送日にはTwitterで「#silent」がトレンド入りし、動画配信サービス「TVer」上では再生数が歴代最高記録を更新するなど、切なくも温かいラブストーリーが社会現象になっている。

3位には、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで公演中のキッズ向けダンスプログラム「ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!」から「ジャンボリミッキー」がランクイン。ミッキーマウスやディズニーの仲間たちと一緒に踊る、ゆかいな振り付けが子どもだけでなく中高生や大人の間でも大ヒット。

以下、4位「知らんけど」、5位「純欲メイク」、6位「8LOOM」、7位「バラクラバ」と続き、8位には「ニキ・ネキ」がランクイン。アニキ・アネキのことで、SNSでは男性の店員さんを「店員ニキ」と呼んだり、アイドルなど推しの名前にニキを付けたりして使用されている。9位は「まぎか」、10位には「ピロブンダンス」がランクインした。

  • 【2022年インスタ流行語大賞】芸能人部門

    【2022年インスタ流行語大賞】芸能人部門

芸能人部門では、ジャニーズ事務所所属の7人組男性アイドルグループ「なにわ男子」が1位に。2022年はデビューツアーの開催やテレビ番組への出演など、多くの人から注目を集めた。続く2位は、同じくジャニーズ事務所から9人組アイドルグループ「Snow Man」のメンバー「目黒蓮」がランクイン。アイドル活動だけでなくドラマでの演技力が話題に。

3位には、TBS系火曜ドラマ『君の花になる』に登場する7人組ボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」がランクイン。オーディションにより選抜されたメンバーはドラマの中だけでなく、実際に現実世界でデビューをして期間限定でライブやイベント活動を行っており、物語に連動した活動のため、今後の展開が気になるところ。

以下、4位「JO1」、5位「King & Prince」、6位「Snow Man」、7位「松村北斗(SixTONES)」、8位「高橋文哉(8LOOM)」、9位「SixTONES」、10位「Travis Japan」がTOP10入りした。

  • 【2022年インスタ流行語大賞】YouTuber・TikToker部門

    【2022年インスタ流行語大賞】YouTuber・TikToker部門

YouTuber・TikToker部門では、“トウシンダイ幼馴染ツインズ”として活躍中のYouTuber「むくえなちっく。」が1位に。大食い・爆食いなどの「モッパン動画」やリアルな「あるある」ネタ動画が人気の女性2人組で、チャンネル登録者数は77万人を突破(2022年12月時点)している。

続く2位は「コムドット」。チャンネル登録者数380万人超え(2022年12月時点)の男性5人組YouTuberで、アパレルブランド「Birdog」の設立や、写真集の発売なども行っており、リーダー・やまとの著書『聖域』はベストセラーに。3位は「平成フラミンゴ」。幼馴染である女性コンビの親近感溢れる日常動画や質問コーナー、ドッキリなど幅広いジャンルの動画をアップしており、若い女性を中心に人気急上昇中。

以下、4位「ジャにのちゃんねる」、5位「スカイピース」、6位「になに」、7位「なにわ男子」、8位「PKA channel」、9位「100円娯楽(税抜)」、10位「ナナオは立派なユーチューバー」となった。

  • 【2022年インスタ流行語大賞】アーティスト・アイドル部門

    【2022年インスタ流行語大賞】アーティスト・アイドル部門

アーティスト・アイドル部門は、1位「なにわ男子」、2位「Snow Man」とジャニーズ事務所所属のアイドルグループがランクイン。

以下、3位「JO1」、4位「8LOOM」、5位「King & Prince」、6位「Travis Japan」、7位「INI」、9位「SixTONES」となり、8位には韓国ボーイズグループ「SEVENTEEN(セブンティーン)」が、10位には韓国ガールズグループ「IVE(アイヴ)」と、K-POPアーティストも上位にランクインした。

  • 【2022年インスタ流行語大賞】流行語部門

    【2022年インスタ流行語大賞】流行語部門

流行語部門で1位になったのは、上半期に引き続き「動脈ピース」。首にピースを刺す「Snow Man」の向井康二さん考案のポーズで、ファンを中心に票数を集めた。

また、3位にはギャルピースの略「ギャルピ」が、7位には「Y2K」が選ばれるなど平成のリバイバル要素のあるワードが上位にランクイン。そのほか、4位「知らんけど」、5位「パワー!」、6位「ちゅきちゅき」、8位「ニキ・ネキ」、9位「天最高」、10位「ピロブンダンス」がTOP10入りした。

  • 【2022年インスタ流行語大賞】もの・こと部門

    【2022年インスタ流行語大賞】もの・こと部門

もの・こと部門では、連続ドラマ『silent』が1位に。また、3位の「アームウォーマー」や5位の「バラクラバ」など、韓国から来たファッションアイテムが話題に。以下、2位「8LOOM」、4位「ちいかわ」、6位「チェンソーマン」、7位「ギャル」、8位「SHEIN」、9位「純欲メイク」、10位「カヌレ」が上位にランクインした。