さわだスポーツクラブは12月7日、「子どもの風邪に関する調査」の結果を発表した。同調査は7月21日22日、小児科医1,014人を対象に、インターネットで実施した。
子どもが風邪をひく原因として特に考えられることを尋ねたところ、「大人よりも免疫力が低い」(44.1%)が最も多く、「発汗機能(体温調節機能)が未発達」(41.9%)、「手洗い・うがい不足(正しい方法でしていない)」(35.9%)、「心肺機能が未発達」(29.4%)、「子ども同士の接触が多い」(16.8%)と続いた。
風邪をひきやすい子どもの特徴を聞くと、最も多い回答は「生活リズムが乱れている(夜更かしなど)」(46.8%)で、「食べ物の好き嫌いが多い」(38.8%)、「あまり運動をしていない」(33.2%)、「食事の量が少ない」(31.4%)、「睡眠時間が短い」(30.0%)と続いた。
子どもが風邪をひかないためにはどのようなことに気をつけるべきか尋ねると、「こまめに水分をとる」(46.5%)という回答が最も多かった。次いで「朝ごはんをしっかりと食べる」(45.0%)、「正しい方法で手洗い・うがいをする」(44.5%)、「室内遊びだけでなく外遊びもする」(34.0%)となっている。
免疫力を上げて風邪を予防するためには、運動することが重要か聞くと、45.7%が「とても重要」、47.1%が「ある程度重要」と答えた。運動することが風邪予防のために重要な理由を尋ねると、「心肺機能が高まるため」(58.0%)が最も多く、「発汗機能(体温調節機能)が発達するため」(53.1%)、「体温が上がるため」(42.6%)と続いた。