アドアニモは11月29日、海外FXの情報メディア「海外FXの手引」が投資家に向けて実施した「FXで勝てるようになったキッカケ」などのアンケート調査の結果をもとにした「勝っている投資家の傾向」を公表。調査は11月9日〜21日、FXで累計収支がプラスのトレーダー100人を対象に行われた。
まず、FXで勝てるようになったのは何カ月目からか尋ねたところ、61%が6カ月以上かかっている事が分かった。「6ヶ月目」をピークに割合が下がり、その後「12ヶ月目」を境に割合が増えている点から、「6ヶ月以内に勝てない場合は、そこからさらに6ヶ月は時間がかかる」投資家が多いと考えられる。
次に、FXで勝っている人の平均月利を調べてみると、平均月利6%未満の人が69%であった。
FXで勝てるようになったきっかけについては、「自分のトレードスタイルが見つかった」「トレードについて基礎から学び直した」「損切のラインを明確にした」が上位に。
投資家はFXで勝つために「トレードについて勉強し直して、トレードスタイルを明確にし、損切りラインを設定している」事が伺える結果となった。
続いて、FXで負けていた時期のトレードスタイルを聞いたところ、「デイトレード」「スキャルピング」の割合が多いことが分かった。
また、FXで勝てている投資家に今のトレードスタイルを尋ねてみた。すると、「デイトレード以上の保有期間の割合」が69%から82%にまで大きく増え、「スキャルピング」の比率が大きく下がる結果となり、「スキャルピングで利益を出すのは難易度が高い」という事が伺えた。
同調査では、FXで勝っているトレーダーには、FXで勝てるようになるまでに「6ヶ月以上」かかるケースが多い事、FXの平均月利は「6%未満」が多い事、「トレードスタイルの確立」「FXについての学び直し」などのキッカケで勝てるようになっている事、FXで勝っている人は「デイトレード以上の保有期間」であることが多い事が分かった。