スポーツライターの金子達仁氏が21日、ニッポン放送 『垣花正 あなたとハッピー!』(毎週月曜~木曜 8:00~生放送)に電話出演。23日に行われる、サッカーワールドカップの初戦・ドイツ戦のキーマンに、MFの守田英正とGKのシュミット・ダニエルの名前を挙げた。

金子達仁氏 =ニッポン放送提供

金子氏は「まず大前提としてドイツ代表が格上。(ドイツが)勝つ確率が高いのは間違いない」とキッパリ。しかしその一方で、これまでヨーロッパなどで経験を積み、実績を残している選手たちが多くいる点を評価し「史上最もドイツに勝つチャンスがある日本代表であることも事実」とも語った。

今回のワールドカップでの日本代表のグループリーグ突破の可能性については、「ドイツ戦で勝ち点が取れなければ、グループリーグ突破は厳しい」とした上で、「引き分けでも、勝つにしても先取点は必須」と持論を展開。また、「ドイツの次戦は強豪のスペイン。日本相手に引き分けるとグループリーグ突破が怪しくなる。0-0の時間帯が続くと焦りが出てくる。そうすると(日本が)先取点を奪う可能性はある」と、ドイツ代表にプレッシャーをかけ続けることで、勝ち点を取る可能性が高まると予想した。

垣花からの「0-0の時間帯を長く作るためにはどうすればいいのか」という問いに対しては、MFの守田とGKのシュミットの2人をキーマンに挙げ、「中盤の守田選手のコンディションが微妙な状況。これがダメだった場合かなり厳しくなる」と、左ふくらはぎの違和感を訴え、20日まで別メニューで調整中と報じられている守田のケガの影響を指摘。続けて「17日のカナダ戦で、GK権田選手のハイボール処理が良くなかった。あれを見たらドイツ代表も徹底的に攻めてくるので、ハイボールに強いシュミット・ダニエル選手を起用した方がいいのでは」と解説した。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。