レブ・クリエイトは11月16日、マスクに関する意識調査の結果を公開した。調査は、10月21日~31日、2498人を対象にインターネットで行った。

マスクの着用状況を複数回答で聞いたところ、「公共交通機関を利用中」(93.2%)、「買い物中」(92.8%)、「商業施設内」(91.5%)など混雑する場所で着用率は高く、「マスクをしない」と回答した人はわずか0.4%だった。

外での普段のマスク着用状況を尋ねたところ、「絶対に外さない」(6.1%)、「あまり外すことがない」(28.3%)と合わせて、約3分の1(855人)が屋外でマスクを外すことがないと回答した。

理由を複数回答で尋ねたところ、トップは「新型コロナウイルスの感染対策」で89.4%。次いで、「インフルエンザなど(コロナ以外の)ウイルス対策」(56.8%)と、ウイルス対策としてのマスクの着用が上位を占めていた。

今後のマスク着用意向について尋ねたところ、「絶対に着用したい」(7.2%)、「できるだけ着用したい」(31.1%)と合わせて、「着用したい」と回答した人は38.3%。「絶対に着用しない」(5.6%)、「できれば着用したくない」(46.4%)と合わせて、「着用したくない」と回答した人は52.0%となり、着用したい人を上回る結果となった。

また、今後も着用したいと回答した957人に複数回答で理由を尋ねたところ、「新型コロナウイルスの感染症対策」(91.7%)、「インフルエンザなど(コロナ以外の)ウイルス対策」(82.8%)「花粉・アレルギー対策」(52.7%)。次いで、「のどの乾燥対策」(48.3%)、「防寒」(40.3%)と、冬場ならではの理由も多い結果となった。

男女別にみると、女性では「メイクをしなくてもよい」(31.0%)、「口元を隠したい」(24.4%%)、「人前で素顔を見せることにためらいを感じる」(20.2%)、男性では「ひげを剃らなくてよい」(15.3%)などの差が見られ、化粧や除毛など、顔のケアをしていない素顔を隠したいという心理的な理由もあるようだ。