積水ハウスは11月8日、「夫婦の暮らしに関する調査」の結果を発表した。同調査は8月19日~22日、全国の20~60代の既婚の男女573名を対象に、インターネットで実施した。
ふだん配偶者・パートナーとどのように寝ているか尋ねたところ、若い夫婦ほど一つの寝具で寝ている人が多いことがわかった。20代前半では56.1%と半数以上が一緒に寝ているが、年代が上がるにつれ、別々の寝具で寝たり、別々の部屋で寝たりという夫婦が増えている。55~64歳、65~69歳は、半数以上が別々の部屋で寝ると回答した。
別々に寝るようになったきっかけについて聞くと、「相手のいびきや寝言などがうるさいから」(29.6%)が最も多く、「お互いの生活時間がずれているから」(28.1%)、「1人の時間を持ちたいから」(27.6%)が続いた。
現在配偶者・パートナーと別々の部屋で寝ている人のうち、「同じ寝室で寝たい」と考えている人は16.3%だった。
同じ寝室で寝たい理由を聞くと、「夫婦だから」「特に離れる理由がないから」(各34.4%)という回答が最も多い。「同じ寝室で寝るほうが経済的・省エネだから」(28.1%)、「何か配偶者・パートナーに異常があった時にすぐに対応できるから」「お互いを見守りながら眠れるから」(各25.0%)が続いた。
同じ部屋で寝ている夫婦の割合は65.8%だったが、夫婦の仲が良いと認識している層では8.6ポイント高い74.4%だった。仲が良いと認識している人は、一緒の部屋で寝ている割合がより高くなっている。