SHIBUYA109エンタテイメントは11月8日 、「トレンド大賞2022」の結果を発表した。調査は9月~10月、同社運営の研究機関「SHIBUYA109 lab.」独自ネットワークに所属する15~24歳の女性564名を対象にインターネットで行われた。
SHIBUYA109ガールズが選ぶトレンド大賞2022、「カフェ・グルメ部門」では、「カヌレ」が1位を獲得。続く2位には、スーパーやコンビニで購入できるスポンジケーキにクリームやお菓子をトッピングして作る「JKケーキ」、3位には、アメリカの伝統的なスイーツ「バナナスプリット」がランクインし、コロナ禍に“おうちカフェ”が定着した今年は、テイクアウトで楽しめるフードが上位にランクインした。
「アーティスト部門」では、韓国の6人組アイドルグループ「IVE(アイヴ)」が1位を獲得。2位には、韓国の9人組アイドルグループ「Kep1er(ケプラー))、3位には、韓国の4人組多国籍アイドルグループ「aespa(エスパ)」がランクイン。ノミネート一覧には邦楽・アイドル・K-POPなど幅広いアーティストが挙げられたが、次世代K-POPアイドルが注目を集めた。
「ヒト部門」では、「佐野勇斗」が1位に。俳優としての活躍だけではなく、インスタライブでの飾らない姿やファンからのコメントへの回答が面白いと話題に。続く2位は、『水曜日のダウンタウン』内の企画で話題となったインフルエンサー「あの」が、3位には、切り抜き動画がSNSで共有されることが多い「なかやまきんに君」がランクインした。
さらに、「コンテンツ部門」では、作中のキャラクターアーニャの「アーニャピーナッツが好き」というセリフがトレンドとなったアニメ「SPY×FAMILY」が1位を獲得。2位は「ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)」、3位は「明日、私は誰かのカノジョ」がランクインした。
「コスメ・スキンケア部門」では、中国でトレンドとなったメイク「純欲メイク」が1位を獲得。束感のあるまつげ、鼻先までいれるチーク、ラメ・ハイライトが特徴で、透明感と儚さが魅力のメイク。2位は、「YOLU カームナイトリペアシャンプー」がランクイン。SNSで香りの良さと、さらさらになるという使用感、パッケージのお洒落さが話題に。3位には、トレンドの“束感まつ毛”をプチプラで再現できることがTikTokを中心に話題となった「SHEIN 部分つけまつげ」がランクインした。
「ファッション部門」では、手元にボリューム感がでて華奢に見えることが魅力の「アームカバー」が1位に。続く2位は「スマホショルダー」。3位には、韓国でトレンドとなったヘアアイテム「バンスクリップ」がランクインするなど、今年は、2000年ごろに流行したファッションスタイル「Y2K」がトレンドとなり、多くのZ世代が楽しんでいる様子が見受けられた。
「ポーズ部門」の1位は「ギャルピース」。韓国のアイドルグループIVEのメンバーであるレイさんがSNSに投稿したことがきっかけでトレンドに。2位には、一人は手でハートを作り、もう一人はグッドポーズをすることでハートが成立せず、切ない片思い状態となるポーズ「片思いハート」が、3位には、両ほほにハートをつけるポーズ「ルダハート」がランクインした。
約8割のZ世代が楽しむ「ヲタ活部門」では、久しぶりにコンサートなどのイベントが開催されることも増え、会場で使うヲタグッズの創作がトレンドに。
その結果、推しのトレカやチェキを硬質ケースに入れてデコる「硬質ケースデコ」が1位に。インスタグラムのストーリーズ内のオリジナルフィルター機能で、推しの顔が出てくる「本人顔フィルター」が2位に、カンペのようにメッセージを替えられるうちわ「カンペうちわ」が3位にランクインした。
「体験部門」では、「#SHEIN購入品(シーイン購入品)」が1位に。通販サイト「SHEIN」がトレンドとなり、インフルエンサーの投稿や口コミを確認する様子が多くみられた。続く2位には、質問に回答することで自分の性格タイプが分かる性格診断テスト「MBTI診断」が、3位には「顔タイプ診断」がランクインした。