Piece to Peaceは11月8日、「フリーランスのフルコミット意識に関する調査」の結果を発表した。調査は10月13日〜14日、年収800万円以上のフリーランス105名を対象に、同社運営サービス「キャリーミー」によるWEBアンケート方式にて行われた。
フリーランスへの転身理由を尋ねたところ、「自分の裁量で仕事をしたかったから」(41.9%)、「自由に働いてみたかったから」(40.0%)、「収入アップが見込まれたから」(31.4%)が上位に。
また、現在フリーランスとしての働き方に感じている課題を教えてもらったところ、「収入が安定しない」が最も多く25.7%。次いで「社会的信用を得るのが難しい」(20.0%)、「経理などのバックオフィス業務が煩雑」(17.1%)と続いた。
続いて、現在何社と取引しているかを教えてもらったところ、「1社」(20.9%)や「2社~3社」(20.0%)が多く、2社以上と取引していると回答した人に、「今後1社にフルコミットすることを検討していますか?」と聞いたところ、「検討している」が14.7%、「検討していない」が79.4%という結果に。
「検討していない」と回答した人に、「報酬の増額が見込まれること以外に、どのような条件があれば1社へのフルコミットを検討するか、当てはまるものを教えてください」と質問したところ、「勤務形態や勤務時間が自由であること」(24.1%)、「経営者や役員の人柄が良いこと」(20.4%)、「企業理念に共感できること」(14.8%)が上位となった。
一方、1社のみと取引する理由は、「勤務形態や勤務時間の条件が良いから」が最も多く54.5%。次いで、「企業理念に共感できるから」(13.6%)、「経営者や役員の人柄が良いから」(13.6%)、「報酬が増額するから」(13.6%)と続いた。