まだまだ大人気の韓国コスメ。最新のトレンドを組み込んだ日本にはない発想や機能のアイテムが多く、引き続き注目を集めています。先日開催された「2022日韓ビジネスパートナシッププラザ」では、日本未上陸の本国で人気のある韓国コスメが多数展示されていました。そこで、気になる韓国の最新コスメをリサーチしてきました。

本国で人気のアイテムや完売したコスメが集結「2022日韓ビジネスパートナシッププラザ」

  • 「2022日韓ビジネスパートナシッププラザ」

「2022日韓ビジネスパートナシッププラザ」では、日本進出を試みる韓国のスタートアップ企業及び中堅企業約100社が参加し、韓国発の美容・食品・生活雑貨・電気電子関連など多ジャンルのヒット商品といった日本未上陸商品を展示していました。韓国で完売したものから日本ではまだ知られていないコスメがずらっと並んでいたので、その中からコスメオタクの筆者が気になったアイテムを5つ紹介します。

「all my things」

  • 「all my things」

370万人規模のビューティーコミュニティプラットフォーム「Powder Room(パウダールーム)」がユーザーの声から生み出したトレンディーなブランドです。展示会では、「all my things」と韓国の大人気ウェブ漫画「女神降臨」が本格コラボしたコスメが並んでいました。

実際に「女神降臨」の作者であるヤオンイさんと共同開発し、主人公のジュギョンのようなメイクが叶うアイテムとして人気を集めています。さまざまなテクスチャーが入ったアイシャドウをはじめ、煌びやかなラメが入ったグリッターリップティント、アイグリッター、マスカラ、アイライナーなどが並んでいました。

今話題の“純欲メイク”にもぴったりなデイリー使いができる華やかなラインアップです。

「The N.B.P」

  • 「The N.B.P」

メイクで使う全てのアイテムを一つにまとめることができる「All In One Mystic Kit」。手のひらサイズのマルチケースに自分の好きな色をカスタマイズでき、コンパクトにどこでも便利に使うことができます。

  • 左:「All In One Mystic Kit」

ファンデーション、アイシャドウ、アイブロウ、リップ、アイライナーにブラシ類を、回転するケースに収納できます。

  • リップスティック、アイライナーにブラシ類は筒の中に

筒のキャップになる部分には鏡までつき、かさばるポーチをこれ一つで持ち歩くことができる画期的なアイテムです。

「belif」

  • 「belif」

「belif」は、ハーブ専門家がスコットランドに創立した初めてのハーブクリニック「ネピアーズ」のハーブ調剤技術を受け継いだハーブコスメティックブランドです。スキンケアラインの中で、“水分爆弾クリーム”として本国で人気なのが、「ザ トゥルー モイスチャライジング クリーム」と「ザ トゥルー アクア クリーム」の2つ。

  • 左:ザ トゥルー アクア クリーム、右:ザ トゥルー モイスチャライジング クリーム

韓国では百貨店でのみ販売される「belif」は、日本でいうとデパコスのような立ち位置で、その中でも“水分爆弾クリーム”は1番売れている人気商品なのだそうです。肌に優しく、つるんとしたクリームで、保湿というよりかは肌に水分を与えさっぱりとした仕上がりになります。「ザ トゥルー アクア クリーム」は朝に、「ザ トゥルー モイスチャライジング クリーム」は夜使用するのに良さそう。

現在の常設店は小田急百貨店新宿店のみですが、11月末ごろからはバラエティショップでも並ぶなど日本での展開を進めていくのだそうです。

「DewASSOME」

  • 「DewASSOME」

毎日のスキンケアを使いやすく手軽にしたアイテムを展開する「DewASSOME」からは、2つのシートが一つのパッケージに入った「デュアルマスクパックライン」と「デュアルパッドライン」が並んでいました。

朝用と夜用の部分マスクパックが1箱にまとまった「デュアルマスクパックライン」は、水分と沈静が必要な場所にのせられる「デュアルチークマスク」と、コラーゲンの「コラーゲンデュアルマスク」の2種類。「デュアルパッドライン」は、ビタミンCのトナーが含まれたトナーパッドと高濃縮美白機能エッセンスパックの2ステップが1箱でできる「ビタミンデュアルパッド」と、リムーバーオイルとクレンジングウォーターそれぞれを含んだパッドの入った「クレンジングパッドデュオ」の2種類です。それぞれ80枚ずつのシートが入り、日本でメジャーな全顔用のシートではなく、コットンのようにポイントで使用することができます。

「Ye:pre」

  • 「Ye:pre」

ヴィーガンコスメブランドの「Ye:pre」からはスティックタイプの泥マスクパックが展示されていました。

  • マッドスティックマスク

どれも自然由来成分でできており、外部の汚染物質やPM2.5の吸着に卓越した成分の「カオリン」、緑茶成分、ビタミンC、肌の循環を促す「チェスナット」の4種類から、自分好みのタイプを選ぶことができます。

泥マスクといえばジャーに入っているものが多く、手が汚れて使いにくいデメリットがありますが、本製品は直接塗るので手を汚さずに使用できます。パックする時間も60秒と短いので時短で泥パックを可能にします。

来年の初め頃に日本に進出する予定らしいので、日本でも近いうちに購入できるようになるかもしれません。

まだ日本では知られていない韓国では人気のコスメが数多く登場した「2022日韓ビジネスパートナシッププラザ」。現在のトレンドにあった、リーズナブルで高機能なアイテムがこれから日本で発売されるかもしれません。現在はオンラインで買える商品もあるので、気になる人はチェックしてみてくださいね。