神戸市は、市民や観光客が市街地から山上へスムーズにアクセスでき、山上でも快適で自由に行き来できる交通環境の整備を目的とした社会実験を11月23日~27日に実施する。
神戸市では、令和3年度に「六甲山・摩耶山の交通のあり方検討会」を立ち上げ、六甲山・摩耶山を活性化するための交通のあり方やその実現に向けた取組内容について、有識者や山上事業者などの意見を踏まえながら検討を行っている。
その検討会での議論を踏まえ、市民や観光客が市街地から山上へスムーズにアクセスでき、山上でも快適で自由に行き来できる交通環境の整備を目的とした社会実験を行うとのこと。
乗って楽しい低速の小型電動車「グリーンスローモビリティ」の運行
運行区間は、掬星台(摩耶ロープウェー山上駅)から六甲山牧場南駐車場(六甲山Q.B.Bチーズ館前)までで、運行区間内の好きな場所で乗降が可能(フリー乗降)。運行時間は9:10~17:15で、所要時間は片道約20分。運賃は無料となっている。
摩耶山上での電動自転車のレンタサイクル「マヤチャリ」を拡充
また、摩耶山上での電動自転車のレンタサイクル「マヤチャリ」を拡充する。利用区間は、掬星台~六甲山牧場南駐車場で、利用時間は平日11:00~16:00、土日祝11:00~17:00。利用料金は無料。
さらに、地域の人々の協力によるキッチンカーやイベント等での賑わい創出や、来訪者の動き方やニーズ把握のためのモニター調査、山上の路線バスの再編・増便と乗継利便性の向上にも取り組むという。
実施期間は11月23日~27日まで。