パナソニックは10月21日、「仕事や将来(セカンドライフ)への意識」に関する調査結果を発表した。調査は10月6日〜11日、20代~59歳のビジネスパーソン500名を対象にインターネットで行われた。

  • コロナ禍で変化した働き方やビジネスコミュニケーションによる影響

    コロナ禍で変化した働き方やビジネスコミュニケーションによる影響

コロナ禍で変化した働き方やビジネスコミュニケーションによる影響について聴取したところ、「疲労感が増した」ビジネスパーソンは52.0%、「ストレスが増加した」人は51.4%と、いずれも半数を超え、「仕事の生産性の低下」を感じている人も37.8%いることが分かった。

  • 将来(セカンドライフ)に向けて、今不安に思っていること

    将来(セカンドライフ)に向けて、今不安に思っていること

次に、「ビジネスパーソンとしての"現役"を引退し、セカンドライフに移行したい年齢」を聞いたところ、平均55歳という結果に。これに対し、「実際に移行する見込み年齢」は平均60歳と、5歳の乖離があることがわかった。

また、将来(セカンドライフ)に向けて、今不安に思っていることを聞くと、「貯金・資産」が70.2%と圧倒的に多く、次いで「健康(主に運動や運動習慣など)」(22.4%)、「健康(主に食や栄養)」(15.0%)など、健康に絡んだ項目が上位に。

さらに、将来(セカンドライフ)に向けて今から準備・対策していることを教えてもらったところ、「貯金額の見直しや、投資などを始めた」(38.8%)、「健康に気を付ける(主に食や栄養)」「健康に気を付ける(主に運動や運動習慣など)」(いずれも19.6%)が上位になった一方で、「特になし」と答えた人は36.6%にのぼった。

  • ライフステージによって変化する悩み

    ライフステージによって変化する悩み

続いて、現在の悩みや関心事について年代別に聞いたところ、前年代で「お金」がトップに。また、「健康」は全年代で3位以内となったが、その割合は、年代が上がる程、関心が高まる傾向に。

また、「コロナ禍以前と比較し、仕事だけではなくプライベートの充実にも重きを置くようになりましたか?」と質問すると、44.8%が「プライベートの充実にも重きを置くようになった(実際に充実を図れている)」と回答した。