6割強、「健康のために摂取している成分がある」 - その成分とは?

マイボイスコムは、5回目となる「健康によい成分」に関するインターネット調査の結果を10月14日に発表した。同調査は9月1日～5日の期間、MyVoiceのアンケートモニター10,186人を対象に行われた。

まず、「健康のために摂取を心がけている成分があるか」という質問に6割強の人があると答えた。その成分は、「乳酸菌」「たんぱく質」「ビタミンC」「カルシウム」が各2割強、「ビタミンB」「鉄」「DHA」が各1割強となっている。特に「たんぱく質」と回答した人は、過去調査に比べて増加傾向にあった。

次に、健康のために摂取を心がけている成分がある人が期待する効果について、「健康維持」が62.2%、「免疫力・抵抗力向上」が48.3%、「体調不良の改善、病気の改善・悪化防止」が35.1%、「疲労回復」が29.3%という結果になった。

また、「骨を丈夫にする」「脳の活性化」を求めている人は女性高年代層が多く、「美肌効果」に期待して摂取する人は女性若年層で多い傾向にあることがわかった。女性30～40代では「体調不良の改善、病気の改善・悪化防止」「貧血改善」のために成分を摂取する人がやや多くなっている。

健康のために成分を摂取している人の方法としては、「食べ物、飲み物」が71.3%、「サプリメント、プロテイン、健康食品など」が55.5%、「医薬品」が10.7%となっている。

「飲食物から成分を摂取している」と答えた人を対象に、摂取している飲食物を尋ねた。すると、「大豆加工品」「乳製品」「野菜、きのこ類」が6割前後、「魚介類、水産加工品、海藻類」が5割弱という結果になった。「大豆加工品」「農産乾物」「乳製品」「豆乳」は、女性や高年代層で高くなっている。

調査の結果から、健康のために摂取したい成分の上位10項目は「カルシウム」「乳酸菌」「たんぱく質」「ビタミンC」「DHA」「鉄」「亜鉛」「ビタミンB」「アミノ酸」「EPA」であった。「たんぱく質」は、過去調査と比べて増加傾向であることがわかった。

栄養成分で気になっていることについてコメントを求めたところ、「栄養学はコロコロ変わることがあるので確信たる情報を増やしていくような情報が欲しい」「プロテインをとりたいけど糖分が気になる」といって質問をはじめとした全2,962件のコメントが寄せられたとのこと。