トヨタはこのほど、「カローラ」「カローラツーリング」「カローラスポーツ」を一部改良して発売した。

  • 左から「カローラツーリング W×B(ハイブリッド車・2WD)」、「カローラスポーツ G“Z"(ハイブリッド車・2WD)」、「カローラ W×B(ハイブリッド車・2WD)」<オプション装着車>

ハイブリッドは電動モジュールを刷新

「カローラ」は1966年の誕生以来、世界中のユーザーの期待や時代のニーズを超える「プラスα」の思想のもと進化と挑戦を重ねてきた。これまでに世界150以上の国と地域で5,000万台以上が売れたクルマだ。

今回は「パワートレーン刷新」「最新の安全機能の導入」「より進化したコネクティッドサービスの提供」を柱とする改良を加えた。

  • 「カローラ W×B(ハイブリッド車・2WD)(マッシブグレー)」

主な改良内容として、ハイブリッド車は全ての電動モジュールを刷新した1.8Lハイブリッドシステムを採用。優れたモーター性能により、素早く軽やかな発進と伸びやかな加速を実現している。

ガソリン車には、優れた燃費性能と走りの楽しさを追求した新エンジンを採用。カローラとカローラツーリングは1.5Lダイナミックフォースエンジン、カローラスポーツは2.0Lダイナミックフォースエンジンとなる。

  • 「カローラツーリング G(ハイブリッド車・2WD)(アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ)」<オプション装着車>

また、Toyota Safety Senseの機能を拡大。プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車および右左折時の対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能や、プロアクティブドライビングアシストなどを追加した。

さらに、コネクティッドナビに対応した8インチのディスプレイオーディオと10.5インチのディスプレイオーディオPlus(車載ナビ機能付き)を設定。スマホアプリApple CarPlayはワイヤレスで利用可能となる。

  • 「カローラスポーツ G“Z"(ハイブリッド車)(シルバーメタリック)」

その他、ドライブレコーダー(前方)とバックガイドモニターを標準装備(カローラ・カローラツーリングのXグレード、カローラスポーツのG“X"はオプション設定)。録画機能付バックガイドモニターをオプション設定(カローラ・カローラツーリングのXグレード、カローラスポーツのG“X"を除く)。ヘッドランプやフロントロアグリルなどの外装デザインおよび一部の外板色を変更などを行っている。

メーカー希望小売価格はカローラが199万円〜299.8万円、カローラツーリングが207万円〜304.8万円、カローラスポーツが220万円〜289万円。なお、価格は一部の地域では異なる。