グリーンハートは10月12日、「コロナ禍で妊婦が取り組んでいる事」に関する調査の結果を発表した。調査は8月15日~17日、現在妊娠中の1,003人を対象に行われたもの。
まず、「現在、妊娠月数はどの段階ですか?」という質問では、「初期(発覚~15週)」が33.6%、「中期(16週~27週)」が33.3%、「後期(28週~)」が33.1%という回答結果となった。
次に、妊活中に健康のために何をしたか尋ねてみた。すると、「適度に運動をする」が51.1%で最も多く、次いで「食生活の改善」が48.5%、「カフェインの摂取を控える」が47.1%、「サプリメントを飲む」が46.0%で続いた。
続いて、「ご主人は妊活に対して何をしましたか?」と質問したところ、「妊娠出産に関する情報を収集する」が28.9%で最多となり、以下「病院に一緒に行く」(27.1%)、「タバコやアルコールをやめる、または減らす」(23.7%)、「適度に運動をする」(22.3%)が続く結果となった。
妊娠発覚時のBMIについては、「18.5未満」が15.3%、「18.5以上20未満」が34.6%、「20以上25未満」が32.5%、「25以上30未満」が7.4%、「30以上」が2.1%となっている。
妊娠発覚後、体重はどれくらい増えたかの質問では、「1kg未満」が19.0%、「1㎏以上3kg未満」が24.1%、「3kg以上5kg未満」が20.7%、「5kg以上8kg未満」が17.5%、「8kg以上10kg未満」が10.3%、「10kg以上15kg未満」が8.2%、「15kg以上」が0.2%という回答結果となった。
産婦人科から妊娠中には何に気を付けた方が良いと言われているか尋ねてみると、「体重を増やしすぎない」が51.7%で最も多く、次いで「栄養をきちんと摂る」が43.7%、「ストレスを溜めない」が37.3%で続いた。
妊娠中に取った方が良いと言われた栄養素については、「葉酸」(71.2%)が最多に。以下、「鉄」(55.9%)や「カルシウム」(23.7%)、「タンパク質」(19.0%)が続いている。
妊娠前にコロナにかかったか聞いたところ、「はい」は16.8%、「いいえ」は83.2%という回答結果となった。「はい」と答えた人にコロナ罹患後の後遺症について尋ねてみると、32.7%が「後遺症は特にない」、25.6%が「味覚がない、またはおかしい」、25.0%が「体力が衰えた」、23.2%が「咳が出る」と回答した。
コロナ禍の中の出産で不安な事については、「コロナにかかったり濃厚接触者になったりして入院できないかもしれない」が57.0%で最も多く、次いで「立ち合い出産ができない」が51.0%、「出産後も配偶者や親族が病院に来られなくて孤独」が45.1%、「薬を飲めない」が41.3%で続いた。