モニタスは9月13日、「収入と節約に関する調査」の結果を発表した。同調査は7月19日、20歳~64歳までの全国の有職者5,295名を対象に、インターネットで実施した。
本業以外で収入を得ているか尋ねたところ、27.7%が「本業以外の収入がある」と回答した。性年代別でみてみると、女性に比べ男性のほうが本業以外で収入を得ている割合が高かった。特に、男性35~44歳の層が多くなっている。
本業以外で収入を得ている人における収入源について聞くと、「資産運用(株式投資)」(46.9%)が最も多く、次いで「副業(その他の仕事※)」(19.8%)、「副業(ネットオークション、フリマアプリ出品)」(12.2%)となった。性年代別でみると、男性はすべての年代で「資産運用(株式投資)」が多く、女性は年代によって傾向はやや異なるが、54歳以下の年代では「副業(ネットオークション、フリマアプリ出品)」が上位となっている。
我慢や節約について尋ねると、「節約をしている」は53.4%で、「しようとしている」(31.9%)と合わせると8割強が節約志向であることがわかった。世帯年収別でみると、年収が低くなるに連れて、節約する人が多くなる傾向がみられた。
我慢や節約をする内容を尋ねたところ、「食品の節約(外食を除く)」(61.2%)が最も多く、「外食を我慢・節約」(53.9%)、「衣服代金の節約」(46.4%)、「レジャー・旅行を我慢」(27.6%)が続いた。
食費について、「家計をよりよくするためのエピソード」を自由回答で聞いたところ、「外食を極力控えて自炊をする」「食品を少しでも浮かせるために 家庭菜園で野菜を育てている」「食費は1番調整しやすいので、計算して購入するようにしている」といった意見が集まった。
※ 副業(その他の仕事)とは、ネットオークション、フリマアプリ出品、写真素材、ハンドメイド作品などの販売、配送・宅配/ドライバー、不動産投資を除く乗り物・農地・駐車場などのシェアビジネスに該当しない仕事