スマートスキャンは9月13日、「疾病罹患の経済的リスク」に対する実態調査の結果を発表した。調査は8月23日〜25日、三大疾病(がん・心疾患・脳疾患)に罹患(りかん)した経験を持つ20代〜60代の男女1,057人を対象に行われたもの。
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罹患したとわかったとき、不安だったことはありますか?/現在、その疾病による後遺症や障がいはありますか?
まず、罹患したことがわかったときに不安だったことについて聞いたところ、「余命・治るかどうか」が45.3%で最も多く、次いで「治療費や入院費などの出費」(44.1%)、「後遺症や障がいがのこる」(28.9%)、「治療や入院中に収入が減少すること」(23.0%)が続いた。
疾病による後遺症や障がいの有無については、「重度の後遺症や障がいがある」が20.3%、「軽度の後遺症や障がいがある」が34.4%、「後遺症や障がいはない」が45.3%となっている。
治療や手術のために休職・離職したか尋ねると、「休職し同じ職場に復帰して、勤務の時間や場所も変わっていない」が33.4%で最多となり、以下「休職はしなかったが休暇はとった」(29.0%)、「休職し同じ職場に復帰したが、勤務の時間や場所が変わった」(16.2%)が続いた。
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治療や手術のため、休職・離職しましたか?
罹患後1カ月あたりの収入の変化については、「以前と変わらない、または増えた」が23.7%で最も多い結果に。次いで「5万円以上10万円未満の減収」(15.9%)、「10万円以上20万円未満の減収」(14.6%)が続く。収入が減ったという人は7割以上となっている。
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罹患後、1か月あたりの収入は変わりましたか?/減収の期間はどのくらい続きましたか?
収入が減った人に、減収の期間について聞いてみると、「3年以上5年未満」が26.3%で最多に。減収の期間が1年以上におよんだ人は7割超で、10年以上も6.4%いた。
治療・入院・リハビリなど(支援・介護を含む)でかかった費用の総額を尋ねたところ、「100万円未満」が37.5%で最多となった。以下「100万円以上200万円未満」が17.7%、「200万円以上300万円未満」が12.6%で続いている。4割近くが100万円未満であった一方で、300万円以上の費用がかかったという人は3割超となっている。
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治療・入院・リハビリなど(支援・介護を含む)に、総額でどれくらいの費用がかかりましたか?
三大疾病のひとつである「脳血管疾患」の発症予防のためにかけられる年間費用については、「5千円未満」が22.8%で最多となり、合わせて7割以上が2万円未満と回答している。
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ご自身の脳血管疾患の発症を予防するために、年間でどれくらいの費用をかけられますか?
最後に、自身が三大疾病に罹患した経験をふまえ、どのような疾病対策をしておけばよかった(周囲に勧めたい)と感じるか尋ねた。すると、「食生活の改善(栄養バランス、食事量、アルコールのとり方など)」が36.3%で最多となり、以下「定期的な運動習慣」(25.2%)、「睡眠習慣の改善(規則正しい睡眠、十分な睡眠時間をとるなど)」(22.0%)、「人間ドックの受診」(18.5%)が続いた。
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疾病にかかる前にやっておけばよかった(周囲の人に勧めたい)と思う疾病対策はありますか?