日本テレビ系ドキュメンタリー特番『大家族 石田さんチ ~あの末っ子の子育て&マイホーム大作戦! 3時間SP~』が、きょう10日(19:00~)に放送される。

  • 石田さん一家=日本テレビ提供

茨城県常総市に住む7男2女一家11人の石田さん。昨年の放送では、末っ子の隼司(しゅんじ)さん(26)が結婚。さらに「俺、パパになる」宣言で愛娘・えなちゃんが大家族石田さんチファミリーに加わった。

取材開始時1歳のよちよち歩きだった石田さんチ一番のヤンチャだった末っ子の隼司さんが少年となり、思春期を迎え、反抗期を経て就職、結婚、そして父親に…。そんな彼から今年もいきなり、「俺、家買うわ…」という驚きの発言が飛び出す――。

昨年7月に第一子が生まれた末っ子七男・隼司さんとその妻・麻衣さん夫婦。両親が暮らす茨城県に引っ越した隼司さんは、マイホームの購入を思い立った。モデルルームを見学して現地の下見をすると、夢はどこまでも膨らむ。しかし、希望の物件は人気で高額、頭金も必要。それに対し、父・晃さん(68)も母・千惠子さん(68)も「アイツは全く現実が見えてない!」と大反対だ。果たして隼司さんは、無事に夢のマイホームを手にすることができるのか…。

その隼司さん夫婦の間に生まれた第一子・えなちゃんが、突如40℃を超える高熱を発症。解熱剤でも熱の下がらない愛娘の身体に何が起きていて、何が原因なのか分からず、不安な時間を過ごす。えなちゃんは妻の麻衣さんが付き添いながら、緊急入院することに。隼司さんはコロナ禍で面会することもできず、病院の外から病室の窓を見つめることしかできない。

入籍直後に妊娠が判明し、結婚式を挙げられていなかった末っ子夫婦。隼司さんは、“自分の地元についてきてくれた妻”への感謝の思いをずっと抱えていた。そこで、独身時代から貯めていたヘソクリを元に、妻に提案したのは、東京駅をバックにしたウエディングフォトの撮影。ハレの舞台には双方の両親も呼んでいる。そこには、家族を守る父としての隼司さんの姿があった。

子どもたちも年齢を重ね、なかなか集まる機会が減っている中、長男・孝之さんは「久々に集まろう」と家族旅行を計画。行き先として選んだのは、今流行のグランピングだ。そこには久しぶりにテレビに登場するあの兄弟の姿も…。

密着から25年。今回は新米パパの隼司さんにとって試練続きだが、それでも様々なトラブルを乗り越え、最後に待っていたのは、やはり石田さんチらしい心温まる賑やかな瞬間だった…。