パーソルイノベーションは8月30日、「副業が転職に与える影響の実態」に関する調査結果を発表した。調査は7月26～29日、副業人材マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』に登録する副業経験のある20～40代の会社員661人を対象に、インターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。「副業がきっかけとなって、転職をしたことがありますか」という質問に対しては、半数以上が「ある」と回答した。年齢別でみると、「20～24歳」(71.6%)が最多に。年齢が上がるほど「ない」が多くなっている。

  • 副業がきっかけとなって、転職をしたことがありますか

また「そのときどこに転職をしましたか」と聞くと、「副業先の企業、団体」が全体の7割以上を占めた。

  • そのときどこに転職をしましたか

さらに「そのときの転職をした理由はなんでしたか」と尋ねたところ、20～34歳は「副業を通じて自分の力を試したい気持ちが強まった」という回答が多く見られた。35～49歳は「キャリアアップ・キャリアチェンジのため」、45～49歳は「転職先から強く誘われた」などが最も多い結果になっている。

  • そのときの転職をした理由はなんでしたか

そして「転職したのは、きっかけとなった副業を終了してからどれくらい後のことですか」という質問には、「～3ケ月未満」(16.7%)、「3～6ケ月未満」(56.8%)、「6～1年未満」(16%)、「1年以上」(10.5%)という結果だった。

  • 転職したのは、きっかけとなった副業を終了してからどれくらい後のことですか